ここ(アメブロ)ってちょくちょくリニューアルするんだけど、なんか日毎に見え方が変わるっていうか、オチツカねぇな。なんか今回はルームの方が大幅に項目増えちゃってて、暇なんでさっそくごちゃごちゃ書いちゃった。
昨日このブログをアップしている最中、香川はピカゴロいってたんだよ。でも、なぜだか海沿いの方は暗雲立ちこめ風雲急を告げる、って感じだったんだけど、うちの周りは穏やかなモノでサ。ちょっと風が出てきたなぐらいなもんで。アップし終えてから、窓辺にイスをおいて雷見物、と洒落てみた。夏の風物詩ね。イヤ、風流。
雷ってあんまり覚えないんだけど、随分と落ちるんだね。稲妻が走るって事は、地上のどこかに落ちているんだよね。結構すぺくたるな景色だったよ。まぁ、夕立の真下にいる人は逃げまどうばかりでそれどころじゃないんだろうけど、こっちはすっかり他人事。光るたびに歓声上げてるのね。イヤ、風流。
雲の向こうの稲妻っていうのも見たな。うっすらと稲妻の残像みたいなモノが見えて、おや、私もとうとう幻覚を見るまでに成長したかと思っていたんだけど、どうやら薄く雲の向こうで落ちているみたいなのが、見えているんだろうと思うわけ。何となく情けない。光るならちゃんと光ってアピールしろよ、なんてね。ま、落雷ですっかりしょげてしまった方、災難でしたな。
というわけで、昨日の続き。ネタ分かった?
The Rolling Stonesの「Too Tight」です。「Bridges to Babylon」の中では一番好きな曲なんで、そのまんまパクっちゃった。そのリフが先か、後から付け足したのはかは忘れたけど、ちょっとは捻れよ、って感じだね。ちょうどその頃、私の状況が本当にトゥー・タイトで、誰か助けてって感じだったんだ。それでまぁ、拝借したというのもあるんだよね。
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エレクラって、結構そういうのがいっぱいあって、そもそも曲を作る時の取っかかりが、あのアーティストのあの曲みたいなのやりてぇな、とか、あの曲みたいなのライブでやったら盛り上がるだろうな、っていう所から始まっているのね。加えて、どうせアマチュアなんだから金取るわけでもねぇし、何万人もが聞く訳じゃないから別にイイよな、バレないよ、ってことでわりと簡単に何々風ができあがるわけ。
パクリ、剽窃、物まね、ってアーティストの中ではやってはいけないことになっているけど、私はプロは別にして、別にイイだろ?堅いこというなよ、っていうスタンスなんだよね。音楽なんて特に、最初は絶対的に多くの人々がコピーから始まるわけで、それで終わっても好いし、そこから何か自分らしいモノを見つければそれでもイイと思うんだ。
私もそんな風に曲を割と簡単に作り始めていくうちに、だんだんと私独特なメロディを書くようになったんだよね。それをスタッフはみんなしまだメロディ、って言ってたんだけど。どこがどうというのはハッキリとは分からないんだけど、聞くと、あ、コレしまさんのメロディだよね、ってものが現れてくるんだよね。
おもしろいのは昨日アップした曲。メロディを姫につけてもらったんだけど、できたモノは私のメロディに似ていた。やっぱり近くで製作していくと影響を受けるモノなんだね。そして姫もそのうちに姫独自のモノを編み出していったんだよね。まぁ、ヤツの場合キャラクター自体が独特なんだけど。
エレクラを始めた頃って、バンド作るのは割と簡単だった。メンバー集めさえ済めば、ライブをやるのは割と簡単にできたんだよね。田舎の香川でも練習スタジオは方々にあるし、ライブハウスだってアマチュアを受け入れている所はいくつかある。私が音楽を始めた頃よりは格段に手軽だったんだよね。
でも、その頃から私は表舞台にでることに、全く興味が失せていて、何となく小さな枠の中で盛り上がるよりは、もっと広い視野で音楽を伝えたいと思っていた。それが毎月CD製作全国無料配布、という手法になったんだけど。
バンドやっている人を見ると、どこでライブやっているんですか?っていうのが当たり前になっていて、エレクラがライブはやっていません、っていうと目を丸くされたモノだ。逆にバンドやっている人の話題って、どこで何時ライブやります、とか、いついつ練習です、っていうのが定番じゃない。そういうのよりは、今日はレコーディングの日、とかって言う方がかっこよくね?エレクラのスタッフが集まってファミレスで「お茶会」と称したミーティングを良くしていたんだけど、その時、レコーディングがどうとか、マスタリングをどうとか、っていう話している方が、周りから見てちょっとかっこいいじゃない。
だからうちはレコーディングをメインに据えたんだよね。他人と同じ事してもおもしろくないでしょ。
まぁ、思惑とは裏腹に大して他人の目を引くことはなかったんだけど、違う効果ももたらしたんだよね。
バンドをやる上で一番問題なのが人集め。楽器担当者、それも好きなモノの共通した上手いヤツ、っていうと、東京とかはいざ知らず、香川では難しいモノなのだよ。特にその頃もう30過ぎるか過ぎないかって歳だったし。あんまり音楽やる友達はいなかったし。だからレコーディングってやり方が一番、そこら辺が緩く設定できるから便利だったんだよね。空いた時間に、うちに来てちょっとギター弾いて帰るとか、見つからないメンバーは打ち込みですませればイイや、ってな感じで、それほど無理することもなく活動ができるんだよね。
特に私たちぐらいの歳になると、バンドに時間やお金を使うっていうのは、仕事や嫁子のご機嫌を伺わなければならず、そう簡単にはできないんだよね。それがエレクラでは可能だったんだ。言い訳が立てやすいというか。それに、いざバンドを作ってもスタジオに入ったり、練習したりっていうのを維持していくのは、なかなかに大変な作業なんだよね。人間関係が絡んで、音楽だけでは繋がり合えないというか、長く続ければ続くほど、難しくなってくるモノだよ。
それがまぁ、月に一度とか、二、三ヶ月に一日か二日、うちに来て歌うだけなら、っていうスタンスにすると、それまでバンドに二の足を踏んでいた人も、気軽に声をかけることができたんだよね。もちろん、毎週歌いたいという人も受け入れる体制はできていたから、そのどちらにも対応が可能だったんだ。そういうフレキシブルさを持っていたんだよね。
結局、エレクラっていう場所は、やっぱり普段では味わえない体験をする場所。ある意味バーチャルな世界だったんだよね。作り物の世界だけど、アーティストを気取れるというか、そういう空間を楽しむ場所なんだと思うんだ。それはゲームの世界にも共通しているよね。私自身はゲームは全くしないんだけど、心は同じなんだよね。そういうベーシックな部分で、架空の場所なんだけど、そのうちその気になるまで真剣にやると、本当におもしろいように枝葉が広がっていくんだよね。
ただ、昨日も言ったけど、プロになったり、わりと有名になって人々の耳目を集めるようになると、意識しちゃってダメになると思うんだ。このブログでもそうだけど、あんまり人を集めてしまうと好きなこと言えないからね。やっぱりせっかく読んでくれている人がいるんだから、って気を遣ってしまう。だからなんでもできるアマチュアに徹したいと思うんだよね。プロ顔負けのアマチュア、所詮遊びだけど、誰よりも真剣に遊びきるっていうのが理想だな。
もちろんより多くの人に聞いてもらいたい、という願望はどこかにあるよ。でもそれが自由を妨げるようになるのはちょっとカンベンして欲しいんだよ。お金絡むとさ、何かとやっかいだもの。それがやっぱり一番だよ。好きなことは、楽しめる範囲でやるのがベストだよ。
レコーディング・オンリーの活動をしていても、たまにライブはできるんだろうけど、そこに二の足を踏むのにはまた別の理由もあるんだ。それはまた明日にしよう。
そんな感じで、アマチュアだぞ、ざまぁ見ろ、な曲をアップしておくよ。
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コレ、ヤバイかも知れないけど、文句が来たら削除すればイイや。レコーディング作業をパソコンでやるようになって、一番変化したのは編集という作業が加わったこと。それはある意味邪道なんだけど、クリエイティブな使い方もできるし、可能性が広がった。
それプラス、今日言ったアマチュアに徹した私だからこそできる大胆さ、を初めて試してみた曲です。まぁ、旬のモノなので、ネタの古さは言及しないでね。
この曲を大音量でかけながら、高松辺りの11号線をぶっ飛ばすのは気持ちいいです。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。