夜に出会う者たちの物語を想像する。会いたかったのか、会いたくなかったのか、会いにきたのか、待ち侘びていたのか、さむいのか、あたたかいのか、眠いのか、眠くないのか、愛し合っているのか、憎みあっているのか、初めて会うのか、古い馴染みなのか。この後ふたりは笑い合うのか、殴り合うのか、笑った後で殴り合うのか、殴り合った後で笑い合うのか。

無限の物語を想像する。想像して欲しい。そしてきかせてほしい。


。。。。。。


うたたねのときに、ふつうに、還ってきた夢を見て、夢の中で、眠ったらまたいなくなっちゃうかもだから、起きていなきゃ、って。あと、聞きそびれていたことを聞いたりしてた。ギター、どれか練習用に貸して、と言ったのに、どれを、とは聞く前に夢は終わった。次を待つ。母にものすごくものすごく優しくしてた。伝言しろというんだろうか。だったら母の夢に出たらいいのに。まったく、うちの両親ときたら。


さひがしジュンペイの出演する舞台を観に行った。アトリエで、深夜にセリフ入れを手伝った仲の舞台だ。クレジットこそされないにけよ、おいらもマイクロスタッフだぜい。


さひがしさん、主演のうちにひとりだった。40人ばかりいる舞台の中で、ぐんぐんと作品の核を担う姿、かっこよく、誇らしかった。


阪神淡路大震災にまつわる物語。さひがしさんも、実家が東北だもんで、地震の悲劇については相当な心持ちがあることを知っている。話を聞きたい。


塩崎こーちゃんも出てた。リュズタンの、ラッコ。蝶の筆の、露風。ん!?さひがしとこーちゃん、どんだけ共演してるんだ!?とおもいつつ。こーちゃん、素晴らしい仕事してた。ほくほく


照明はまさゆき、音響は艶漢などで馴染みの、田上さん。脚本演出は、前に紹介された山本タクくん。みんなに挨拶してきた。幸あれ。キャスト面会は、当然なし。さみしいな、やむを得ない。安全を願う。


。。。。。。、、。

黄色い葉っぱを撮影。僕なんかは文学部出身な訳だけど、やはり、文学のなかでは、黄色というのは狂気の象徴だと教わった。


でも、昨今、さすがに大人なので、狂気というのは社会の中で相対的にでっちあげられるものであり、ひとつの個性、感性、思考を「狂気」と名付け、ときには批判し、罵倒し、排除することこそが狂気だ、と、思わなくもない。


がんばれ、黄色い葉っぱ。ふつうに見たら、綺麗な一枚な葉っぱだよ。


。。。。。。。


おやすみなさい


よるだもの


梅雨になれば梅雨の

夏になれば夏の

秋になれば秋の


なんというか


あー、これこれ

という感じがして


その都度、なんか

胸がちょっと、透明で色のある何かでグルルとなっちゃう


めりーはっぴーぜんぶのしーずん


ゆめゆめふしあわせなんかになるな


しあわせとおもえばしあわせだ

というくらいの雑さでやっていきたい


自分はもしかしてやれなくとも

あなたには、やっていってほしい


あなたのしあわせ、ねがってます

そういうわたしがここにいるので


のんびり

ゆらゆら


ねむってください


あいをこめて


おやすみなさい