このシーン、好きだよ。
キヨとトノキヨの物語が始まる瞬間。
本番では使わなかったけど、トノキヨ側の視点で描いた台本も存在してる。
。。。。。。。
配信をみたりもした。
実を言うと、自分が出ているものはほとんど見返さない。チェックのために観るべきだとは思いつつ、なんか、観ないことが多い。でも今回は、なんか、チラチラ、観てる。カメラワークや映像、映り込むスタッフワークがそれだけでひとつ作品として成立していて、みてしまう。23日までしか見れないのが寂しい。
リュズタンを語る会を、本当はしたい。ごめんなさい、エゴサ?してます。みんなが物語を受け取ってどんな世界を、景色を見たのか、感情を抱いたのか、それは、もはや僕のクリエイティブを凌駕している向こう側で、とてもとても、気になるのです。
物語は、受け取った本人のもの。そうじゃなくちゃいけないし、そうなるためのものを紡いできた。
。。。。。。。。
おぼんろは、いつも、参加者の前後左右、時には上下を縦横無尽に駆け回るっていうスタイルでやってきた。
今回は?それは無理。
いわゆる、客席と舞台がパッキリ別れてるスタイルのことをプロセニアムと言うのだけど、今回は、それ。それでやるしかなかった。この時期に、参加者と30センチみたいな距離をゼーハー走り回ることはできなかったものね。
いつも、「おぼんろは、特殊なスタイルだからおもしろい」と言われてることに、ちょっと、ちょっと、ちゃんと、抗議申し立てたかった僕としては、今回は、なんか、渡に船。
証明したかったんだよね。
どう?
ふつうの形態でやっても、めちゃくちゃおもしろかったでしょ?
ケケケ。
。。。。。。。
それにしてもシアターミクサを愛してる。なんて素晴らしい劇場なのだろう。天井も高いし、綺麗だし、立地もいいし、気がいい。昨年の『ラルスコット・ギグの動物園』のときにパパがものすごく気に入った劇場でもある。僕らの都会での、最後の思い出の場所でもある。
ミクサはまだできたばかりで、実は、今回のリュズタンミクサで初めての劇団公演だってんだ。
うれしい。
ちなみに、初めての演劇公演が『ラルスコット・ギグの動物園』だったそう。
うれしい。
深い中になりたい。
。。。。。。
この作品を父に捧げます
と言ったし、
そのつもりだったけど
くそぅ
違うんだな、どうやら
僕はきっと、リュズタンを生涯やり続ける
そして、日頃いろんなことにだらしない自分が、この作品のためなら一人前になってみようじゃないかと気合いを入れている。きっと、きっと、人生が変わり始める転機となる。
なんだ。
父が捧げてくれた作品なんじゃないか。
最後の最後まで、やられた気持ち
大切にする。
、、、、、
トノキヨは、たぶん、ラストシーンの後で、ジャケット羽織って外に出て欲しい。
カーテン開けたらカンカン照りってのもいいけど、雨が降ってる中、出かけていくのもかっこよくていい
。。。。。
とにかく、配信、観てくださいまし。
物語の話をしよう。
ブログを読んでくれて嬉しいけれど、僕が一等しっかり僕のことを語っているのは、たぶん、物語の中です。
↑
リュズタンのメインテーマに、僕は歌詞をつけていたのです。
この歌は、これからずっと、僕ら歌っていく。
誰もが知ってる歌にしたいと心底思ってます。
どんなに絶望した時にも僕らを救ってくれる、そんな歌にしたい。
みんなで歌いましょう、これから、ずっと
。。。。。。
おやすみなさい
本番の余韻をまとめるような文章はまだ描けませんでした。
気付けば8月も半分を変えていて、夏と秋が戯れ始めていたりもして、すこし戸惑う
夢のことを、やっぱり考える
怖い夢にうなされて眠れないこともたくさんあって
夢なんかみない生き物だったらどんなにかよかったのにと、思うことはたくさんある
でも、一度見た夢のあまりの素晴らしさでぜんぶ帳尻がとれちゃったりもする
さあ、今夜はどんな夢を見るのかな
たのしみだ
たのしみにしていたい
だめならだめで、まあいいさ
冒険さ
そんなくらいの心持ち
そもそも僕ら、地球に、現世に、遊びにやってきたんだ、くらいの心持ちでいたい
難しいゲームをやりにきたんだ
そりゃ、しんどい展開もあるだろうさ
ゲームでも漫画でも映画でも
しんどい展開はあるものさ
ハッピーエンドを輝かせるためにね
おそれてたまるか
えんやこら
さあ
寝ましょう
旅に出よう
覚めては始まる夢の先まで。
おやすみなさい