稽古、稽古。勝利を確信!なんていうほど、生やさしくはなくて、毎日、ビクビクしながら、夜明けを信じながら、創る。


仲間はアテになる。いまさら互いにカッコつけ合う関係でもないので、ありのまま、ただただ、やる。



生配信きまりました!!!!


あのね、生配信は、やっぱ、大変です。うまい棒で言えば10万本買えるどころじゃない費用が普通にかかる。でも、やりたかった。


近くに住んでいる人だけが参加者なのは寂しすぎる。物語で世界を繋ごうって戦いをしているのだから、ね。


昨年の『メル・リルルの花火』のときは、まだ生配信演劇という文化が存在してなくて、おぼんろは「配信」という名前を避けて、「サテライト生上演」と銘打った。それは、やっぱり、演劇でありたかったから。


演劇と映画の違いってなんだろう?て思った時に、たぶん内容はともかく、大切なのは「観客の身体」と「観客との絆」だと思ってる。


むずいね。ごめんなさい、いきなり、大学教授みたいになっちゃって。


要するに、演劇は観客のもの、ということ。


劇場でお芝居を見るときは、作品に参加する観客は、緊張するなり、集中するなり、すこし身体的にストレスがかかってる。映画館でもそうかもね。


家では、、、人によると思う。だけどそれで、作品は変わってしまう。作品て、発信機より、受信機が重要だから。


試しに、人の話をする時にガム噛みながら寝っ転がって聞くのと、正座して相手の目を見て聞くのと、聞いた時の気持ちが同じかどうか試してみて欲しい。


当たり前だけど、絶対に、違う。


僕らが劇場にみなさんをお呼び立てして物語を届ける時、多少なりとも僕らはみなさんの身体をコントロールできる。


気温を調整したり、音響のボリュームを変えたり、僕らの方でみなさんを睨んでみたり、客席の形にこだわってみたり、いろいろ。


配信では、それらは、完全にみなさんに委ねることになる。だって、みんな、家にいるんだもん。


僕は割とそれが嫌で、怖い。僕は、けっこう集中してもらわないと宝物に気づいてもらえないようなシーンを、多く創りたいタイプだから。



でも、預けることにした。



目の前に語り部があれば、当たり前にみんな、前のめりに物語に参加してくれるのはわかる。


では、目の前にいなかったら?



なあに、僕ら別にすっごいポップカルチャーなわけじゃない。わざわざ配信チケット買ってくれるようなひとは、わざわざ真剣に参加するつもりの人だけに違いなかろう。


そんなこと考えて、世界中に飛ばしてみることにしたのです。もしも嫌じゃなければ、どうかお願い、受け取ってくださいましな。


。。。。。。。。


サントラ作業もすすんでる。昨晩、山内さんと話し、天童さんとは相変わらず連絡とり、今日はピアノの片山さんと話した。


大切すぎて、触るのが怖くなる。大切だからこそ触ればいいのにね。わかってるけど、そう。


支えてくれる父の友人たちに感謝。父の友人というのは、僕にとってなんと呼ぶ存在なんだろう。それをピンポイントで示す単語はたぶんまだ世界に存在しないけれど、僕が今からその関係性に名前をつけていいと言われたら、とても素敵で美しい、優しい発音の言葉にするとおもいます。


。。。。。。。。


こんな、ここぞというタイミングなのだから突然に能力が駄々上がりしてくれるならいいってのに、やっぱりちゃんと産みの苦しみは頭の中で「職務をまっとうします」て感じで大暴れするものだから、困る。


スタッフちちにいろいろなお願いをするのがギリギリになってしまい、落ち込む。


産みの苦しみ。海のくるしみ。

海よこい。まだもうちょっと、もっと、素敵な海のために闘いたい。


。。。。。。

 

 

「退屈は犯罪です」というCMをTwitterによって強制的にみさせられ続ける毎日で、強いキャッチコピーだぁぁ、と尊敬しつつ、ちょっと、そうかなあ、ともおもう。



退屈な時間こそが、だいじなんだと僕は思わなくもない。ぽけーっと、白いキャンパスみたいになってる時間に、僕ら何か思いついたりする。


静かさの中でこそ、すごーい些細な地味な出来事を、あ、これってもしかして、幸福?て感じたりする。


感じる力を手に入れたい。


楽しいもの溢れすぎてると、なんか、焦る。冷蔵庫の中に高級食材たくさん入ってて、あぁぁぁ使わなきゃ!てなる感じ。



「お腹がすきすぎた。よし、食べれる果物さがしに冒険いこう」くらいの生き方が、好き。



ま、料理しないんだけど。


食材を買い溜めたりしたこともないんだけど。


そして、ほんと、すごいキャッチコピーだな、と思ったのだけど。

 

脚本監修で参加したドラマの第二話が配信。うれしいものです。ドラマの成功を祈っています。


。。。、、。。。


池袋の巨大画面に、うちのムービーが流れたって。ほんとうに、ありがとう、ありがとう、ありがとう。


実はまだ自分はいけてなくて、画像は、ファンの方のTwitterにあがっていた動画をスクショさせてもらいました。勝手にごめんなさい、堪忍です。


パパの音楽が池袋に鳴り響いてる。幸せです。パパ幽体だから大喜びで聴いてるよとママに言われて、そんな気がした。そんな気がして、「ビール飲みながらふたりでみあげたかったあ」とも思った。


でも、ちょい足りないくらいが、良いのです。ビートルズの楽曲は、もう終わっちゃった!て、短さで、そこが、いいのです、と、僕の母の夫が申しておりました。

稽古、ほんとたのしかった。みんな、すごいかっこいい。

たくまは、飛んだり跳ねたり。

りんちゃんと、ふざけたり

作家モードと演出モードと俳優モードを同時並走させるのって久しぶり?しかも、外部じゃなくて身内の前だと、逆にちょっと緊張感あったりしなくもなかったけどぜんぜん大丈夫だった。

芝居すきなんだなあ、やっぱ。めぐみさんは、岡山帰り。こどもたちと5年間にわたって続けてきた野良の遊び箱、たくまは今年参加できず、悲しい、悔しい。みんなに会いたい。


。。。。。


夜もふけたから、おやすみなさいを言わなくちゃ。


どんな1日でしたか。僕は、てんてこまいで、ところどころ、しどろもどろで、ちょっと逃げたくなったり、でも、いろんなひとに会いたくなったり、今日にありがとうとおもったり、いろいろでした。


雷ゴロゴロききながら

だけど月も見上げながら、不思議な気持ちで生きています


明日も幸せでありますように


どうかどうか

なるべく一回でも明日あなたが笑えますように



そのための前夜だ、とおもって


今夜のあなたの夢に祈ります



おやすみなさい