黒と白、場当たり。3ルートあるので駆け足だ。
じーろっそ、前に来たのは、『艶漢』のトークショー。なんの記念イベントだったっけ。。。誕生日をサプライズで祝われたから、まさに今くらいの時期だったかも知れない。
案の定迷った。くそう。でも、キャストみんな、20分30分周囲をウロウロ迷ったみたい。難しい。
東京ドームは思い出の場所。小学校のときに、父とエアロスミスを、家族でストーンズを観にきた。一生の思い出。父がギターリストなもので物心ついてからライブやコンサート会場にはしょっちゅう連れてかれていたけれど、わざわざ行ったライブはこれが初めてだった。人生変わったよな、と心から思う。
あとは、『ゴベリンドンの沼』という物語の執筆打ち合わせを、藤井としもりという男と共に、深夜に東京ドーム前でやったのを覚えてる。
当時、原宿でマクベスという舞台に出ていて、本番終了後にとしもりさんに会って、構想を話して盛り上がったりしたものだ。それが、イルミネーション輝く東京ドームシティでのことだった。
「こんな時間にこんなロマンチックな場所でたくまといるのはどうなんだ」と、としもりがいってた。
ゴベリンドンの沼は、廃工場を改造して特設劇場にしたんだ。1ヶ月もロングランをするうちに評判があがって、全国からたくさんのひとが観にきた、わここから、劇団の運命が変わり始めた。
今日の場当たり。舞台裏が迷路で、すこぶる樹海めいてる。迷ってて出トチリなんてしたらシャレにならない。よく慣れる。
マスクはまだ外しちゃダメだった。楽屋での時間はやはりたのしい。黒天使と白天使とで分かれてるのだけれど、黒であり白である自分は、黒の方に振り分けられた。ハルートと同じ楽屋。いえい
ヒデという悪戯男がいるのだけれど、爽やかな顔してなかなかに変人。当たり屋。ずっと、なんの脈絡もなく誰かに絡み続けてる。おもしろい
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昨日のブログで、ほんとに大切なものを選択して生きていくべきだ、というようなことを書いたけど、違うな、と思った。
手にしているものの価値について悩むのは三流だ。
手にしているものにこそ価値があり、意味があるんだ。そういうものだからこそ、手にしてるんだ。
自分より小さなウサギを追いかけることにさえ全力を尽くすのは、なにも彼が百獣の王ライオンだからじゃない。
ずっとずっと、子猫の時からそうやってすべてのものを全力で追いかけ続けてきたから、彼は王になったんだ。
全力を尽くす、どんなときでも、何に対してでも。そういうのが、ほんとの一流なのだとおもう。
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自分の人生は完璧だと信じる。
あらゆる巡り合わせ、タイミング、なにもかもが、最高のハッピーエンドに向けて緻密に構成されてるんだ。
そう信じる。
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おやすみなさいませ。
もっともっと今日を続けたいけど、明日が出番を待ち侘びてくれているから、今日にはお別れを告げないといけない。今日のまま明日になればいいのにと思う。
今日と明日は別じゃない。
生まれた日から全部が地続き。眠ってみる夢もぜんぶつながってるし、なにもかも、ひと続き。そうであると悲しくなくてうれしい。
おやすみなさい。
明日の朝が素敵でありますように。