朝から『黒と白』の取材もあった。インタビュアーさんの前で一緒に話すことで、共演者とふだんはしないような話もして、絆も深まると言うか、なんか、たのしかった。
徹ちゃんというのがいるのだけど、変人すぎておもしろい。ほんとに、不思議だ。140歳の長老みたいな貫禄と、煙の妖精みたいな「輪郭ない感」が、なんか、もう。
ごうきとも、しばいのこととか話した。もっと話したい。
深夜。霧雨の中を散歩していたら宝物をみつけた。ネアンデルタール人に見せたらきっとうっとりしてくれる。
で、宝物だ、宝物だ、っていって、あっちの時代の宝物と交換してくれるかもしれない。
でも、そうか、例えばこっちの時代の宝物は、一万円札とかだ、ってこと考えると、ネアンデルタール人からしたら、マジいらねぇ、かもわからない。
ネアンデルタール人がくれる宝物、もしかしたら僕らにゃマジいらねぇもので、ネアンデルタール人から見たら二束三文のものが、僕らにゃ、宝物だ、宝物だ、ておもうものかも。
物の価値なんて時代と場所で変わるんだ。僕もあなたの価値も、そんなもんだ。胸を張っていこう、と、そういう話。
「ひまわりはべつに、ひまじゃない」と昨晩、おっしゃっていました。まだまだ伸びれるけど、このくらいにしといてくださってるそうです。
「俺がこんなに背が高く伸びたのをみて、あいつを育てたのは俺だ、という人が多いけど、違うよ、俺が、育ったんだよ。育ったのは、俺なんだ。どんな育てられ方をしようと育ってやると、俺は決めていたんだ。」
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とある街の露店で、生クジラフライというのが売ってた。
ん?
生クジラのフライ?生のクジラフライ?生き生きとしたクジラフライ?
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ダサいものだな、と思いながらも強いものは認めてしまう、てのは嫌だ。売れてればいいのか、強ければいいのか。長いものに巻かれるのが賢さなのか。
そうやって巻かれるようなひとは、相手が弱くなったりすればすぐに去って、「ほんとはダサいと思ってた」と言う。残酷だ。
ダサいとおもったものは、どんなに長いものでも巻かれないでおいてあげてほしい。違うなら違うと言ってあげないと、かわいそう。
そんなこというあなたの感性が正解とは限らないけど、あなたのような感性の人もいること、隠してはいけない。
裸の王様は、勝手に生まれなかったはずだ。
長いものにマカロニ。
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ポークステーキを柔らかくするために、事前にコーラに漬けておくといいと言うが、この前、レッドブルにつけておくと栄養価が爆上がりすると聞いて、やってみた。アメリカで流行っているらしい。嘘。
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父と昨日の映画の続きを観た。次に見る映画の約束もする。昔の映画は、やっぱ、すごい。「父の日は葉っぱでいいよ」というリクエストに従い、観葉植物をあげる。末原家はとにかくプレゼント文化なもので、物心ついてから、ことあるごとにプレゼント交換をし続けてきた。毎度、なにをあげるか悩む物だけど、今年はリクエストがあったから、入手は困難だったけど、よかった。
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他にもいろいろ、とにかくいろいろなことをやったし考えた1日だった。新作に挑んでいるから、いろんな勉強をしたいと思うのだけど、それは自分にとって、ちょっと、逃げ。外にあるいろんな作品に答えを求めるのではなくて、自分の中を、探る。まずは、その作業。
今日もいい1日でした。しばらくしてから、ほんとにいい1日だったと、余計に思い返すのでしょう。
ありがとう。なにもかも。
おやすみなさい。
今日のことを、夢で自慢します。