粛々と準備。各スタッフもすごい勢いで準備を仕上げてくれる。昨晩サントラのエンジニアから、マスタリングした音源が送られてきた。泣いた。驚愕のクオリティ。音楽だけでも物語だ。
デザイナーと共に写真家より送られてきた膨大なヴィジュアル写真から世に出すものを選択中。仲間が本当に美しい。泣く。愛してる。
新しい挑戦もあるが基本的にはとてつもなくストイックな演劇公演の準備。
稽古にも細心の注意。なるべく集まらないようにと策を凝らす。世界のために演劇がある。演劇のための世界じゃない。
今回の演出の性質上と、稽古効率も考えて、絵コンテというものを描いてみることにする。やったことはないけどできる。
最悪いきなり稽古ができなくなる可能性も予想しながら二手、三手先まで作戦を立てる。
サーカスチームはいよいよズームで稽古と打ち合わせ、リハーサルをした。そんなことできるの?と思うかもしれないが、やるしかないし、できる。年がら年中パフォーマンスのことだけを考えて生きてきた自分たち仲間たちを信じる。
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お気付きかもしれないが、僕らの演劇はもう始まっている。このブログを読んでいるあなたのこの瞬間も、1日のどこかでこの公演のことを考えているあなたの、瞬間も、この『メル・リルルの花火』という演劇なのだ。なのです。
こんなに多い座組は初めてだ。いま何人くらいなんだろうか。
そんな意味で、出演者の1人と言えるあなたに、今夜は気になる単語をお伝えします。
「クルパジムン」
意味はまだお伝えしません。言いにくいだろうので、口になじませておいてください。
クルパジムン、クルパジムン。