ビョードロ稽古中。
新たな語り部として鎌苅健太と黒沢ともよが加入。もちろん、さひがしジュンペイ、わかばやしめぐみは超健在。たくまも元気に飛び跳ねさせていただいております。
物語の前ではみんな平等というか、初参加の2人も、常連の我々も、なんの差もなく物語に棲みついてる。

「この物語が、あなたの物語でありますように」と僕はよくフライヤーに描くのだけれど、まさしくそれで、すでに、みんなが自分の作品としてここにいる。

「足し算じゃなくて、掛け算」

なんて言い方があるけれど、まさしく、そう。
今回はムーヴメントアクターとしてさらに9人が参加。この物語が世界中で愛されるようになる未来のための、挑戦。

刺激的な毎日。

公演まで3週間を切った。
絶対に、勝つ。
死ぬまでにこの物語を、何回も何十回も上演したい。例えばウィリアムシェイクスピアの作品は、作者が生きている間に何度ほど上演されたのだろうか。なんてことを考える。

この作品を上演しながら、自分はいま、歴史に関わっているのだ、なんて思ってる。