おぼんろ第15回本公演の準備に全力投球の毎日です。本日はレコーディングをしております。いま、これもスタジオから書いております。も、なんか、なんつうか、サントラ創りは泣くほど好きです。この歳で、いまだにパパと遊んでいるたくまです。
今回は葛西に特設劇場を設営して公演を行うのですが、その建材を一般募集することにしました。
「物語りで世界を変える」と宣言して何年も活動してきました。賛同してくださる方は増え続け、今では公演には数千人が足を運んでくださるようになりました。
ここにきて、やはり思うことがあります。
「創り手が創ったものを、観客に売る」と言う一方通行的なシステムは、実は演劇の本来の可能性をとても狭めているのではないかということです。
家に独りで居てもクリックひとつすれば映画が見れる世界において、劇場が果たすべき役割は大きいと思っています。ひとつの物語を、大勢が同時に体験として共有する。 それは、家族になることに極めて等しいと思っています。そして世界中がひとつの家族であれば解決される問題はどれだけあるでしょうか。
この「物語り」と言う行為は、上演されたお話の内容だけではなく、そこに居ること、そのことを思うこと、そしてその公演に参加したあとのそれぞれの日々のことも含みます。
僕はこれまで、おぼんろの公演に訪れる人たちのことを観客ではなく参加者と呼んできました。本番当日の作品はもちろん大切ですが、僕はその日に向かうすべてのひととの営みにこそ大きな意味合いがあるように思っています。ひとつの公演を共有した人間たちは、違いがみんな違うこと、そして違っても繋がり合えるのだということがハッキリとわかります。
世界は人間でできています。そして人間は心でできています。だから、人間の心が変わることは世界が変わることだと思うのです。
