浪漫活劇譚「艶漢」第二夜 

ヴィジュアルが公開されましたね。

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僕が演じる山田光路郎と僕とが出会ったのが、去年の冬。あの頃よりも、姿形がしっくりくるようになったね、と現場で言われてなんか嬉しかったです。
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去年3月の『第一夜』の後、8月に歌謡倶楽部『艶漢』をやって、今年の夏頃(何月かは覚えていないけどねすごい台風の夜)もGロッソでイベントやって。なんだかんだ、もう光路郎とも長い付き合いに成っていたりもして、それはなんだかとても嬉しいことです。

 

最初の時には「このひと、どうやってものを考えるんだろう?」ということを考えるのにとても時間をかけたけれど、いまではスイッチ一つで自分の中の光路郎を呼び出すことができるのだから不思議です。役作りと言うのは、その人物と、自分との共通点、ビビビと電波みたいにシンパシーを感じる部分を見つけることだとおもうのだけど、どうやら彼と僕とはとても気の合うところがあって、一度それがわかってからは、関係は深まるばかりであるように思っています。

 

先日はいくつか取材を受けてきました。初演のときに比べてすらすらと作品について想いを語れることが喜ばしいです。

 

艶やかな作品。グロテスクなところも、過激なシーンも多いこの作品ですが、僕は人間の心の描写における原作者の尚先生の感性がとても好きです。今回の台本もすでに準備稿に目を通させてもらいましたが、目一杯、作品に貢献できたらと思います。

 

ついこの前にクロジでずいぶんと身体を細くした僕ですが、「艶漢」では「筋肉ダルマ」と呼ばれるくらいに筋骨隆々に鍛えます。第一作目の時は筋トレによって通常時の体重よりも数キロ増やしました。いますぐにでも肉体改造を始めたいところだけれど、間におぼんろ本公演の『キャガプシー』があるので、11月半ばからが全力投球の一ヶ月になりそうです。まだこの前までの役の心持ちが幾分残っているもので、自分のこんなあられもない写真を見て少しキャァてなります。

明日より、一般チケット発売が始まります。

おたのしみにしていただければ幸いです。

https://www.clie.asia/adekan/