やっほー!
ヒトデキ本番の朝です。朝一番で重要なものが揃っていないことに気付き、探し、探しても見つからず、倉庫までいき探し見つけ、出かけ、忘れ、戻り、みたいなことをして、ほとほと疲れ果てている朝です。
そして本日16時!
末原拓馬ワンマンライブ!
なんだこれ!?
と思ったあなた。思って正解です。だって、僕は俳優ですし、作家ですし、演出家ですし、なんなら絵も描きますが、歌手ではないですもの。
先に言っておきます。説明もなしに乱暴な告知、しかも時期的にも緊急であったこと、ごめんなさい!
先日僕は、下記のようなツイートをしました。
↓
末原拓馬ワンマンLIVE
※opening act
Mr. Coin $ Rocker
日時: 4月29日19時〜
場所:吉祥寺スターパインズカフェ
料金:3000円
予約:4月15日16時〜
・・・・・・・・・・・・
それ以降、友人たちに会う度に「アレ、どういう意味?」 と言われました。
えーと、ですね。
先月の3月30日に、僕は父たちのライブのオープニングアクトを務めさせていただきました。『Good-Night Mr.Coin $ Rocker』と言う演目です。幸福でした。
実はこのスターパインズカフェと言うライブハウス、幼い頃に遊びに来て胸を躍らせた過去があり、数年前に僕は自分の独り芝居で借りることはできないか、と挑みかけたことがあるのです。しかし、そのときは夢見る僕と現実との折り合いは到底つかず、断念したのでした。
それが3月30日。父たちのオマケとは言えこの場所に立てるということ、幸福でした。
Mr.コインロッカーは、我ながら時間もかけて丁寧に丁寧に創り上げ、実際問題、大成功だったように思います。なんと言うか、作品に魔法がかかったときには、わかるものです。
ですが、オープニングアクトなのにリハーサルをしたら60分近くあり、いくらかカットし、また、本番もとてつもない早口でやらざるをえなかったことは多少心残りでもありました。
さて、本番を終え、それまで頑張りすぎたせいか風邪をひいていた、それから数日後のことです。
スターパインズカフェのブッキングマネージャーの方から直接ご連絡をいただきました。正直なところ「!?」という気持ちになりました。スーパーボーリカルな気持ちでお話を伺っていると、なんと言うこと・・・
Good-Night Mr. Coin $ Rockerを再演してくれないか、という打診だったのでした。
えぇ!?
この僕の喜びというのは、凄かったのでした。なにせ、憧れて憧れても自分では手が届かなかったスターパインズカフェからのお話です。そして、あまりに心を込めて創ったこの、演目が、ほんの一晩限りで終わってしまったことにも、僕は傷ついていたのです。
しかし、日程を聞けば、4月29日!?あまりに目前です。急遽ライブハウスのスケジュールに空きがでてしまったとのことでのことでした。
悩みました。多くの方を巻き込むことですし、リスクを負うことではもちろんありますから。でも、僕はこういったことはすべて、なにかしら絶対的なるものの思し召しだと思うようにしています。よほどのことがない限り運命にノーは言わず、そしてその結果の今があります。
お受けすることにしました。
Mr.コインロッカー、じっくり、演じさせていただきます。
この演目だけだと一晩のイベントとしてはあまりに短いため、2幕編成となり、なんと2幕は音楽ライブを行わせていただくことになりました。
先にも言った通り僕は演劇家ですので物語をしながらとなる予定です。
これは、僕にとっては事件です。近年、音楽劇の作曲をしたり、ピアノの弾き語りをすることがいくらか増えた僕ではありますが、ライブらしいライブというものは初めてのことです。
なんと・・・
アコースティックではありますが、生まれて初めてバンドを頼むことになりました。
アレンジャーとして、この縁を繋いでくださった、と言うか、僕のあらゆる縁を繋いでくださったと言えばそんなような、末原康志が携わってくれます。ギターを弾いてくれるのかと思いきや、どうやら僕はまだ父のギターを背負うには100年早いらしく、父は当日ベースを弾いてくれるそうです。ベース!?
音楽に関する想いについては、また別途語らせていただきますが、おぼんろをやっていく上で、そして、末原拓馬を続けていく上で、本当に重要な1日と位置付けていまして、現在、The Work-Shop Showの相方であり師匠であるMISUMIさんのところに通いながら準備とリハーサルを繰り返しております。
急な告知とはなってしまいましたが、ぜひ、お越し頂ければと思います。