おはようございます。
昨晩、岡山での
学習発表会をぶっ飛ばせ!
『なつやすみさん』
『野良の方舟』
の初日があけました。
いやー、忙しい日々であった。
艶漢千秋楽の次の朝、
本来であれば4時半に家を出るはずだったのだけれど、
飛行機が台風で欠航。
そこから新幹線に変更したり、
混乱したり、戸惑ってみたり、パニクって見たりして岡山に入って。
そこからは演出と作曲の奴隷でした。稽古場とホテルを往復する日々で、
ホテルではまー、仕事に次ぐ仕事。
肩こりまくりの日々です。
ホテルの近くにマッサージ屋さんがあって、
「行ってみようか?」と思いました。
ただ、僕は人生において、姉が「あそこは行ったらいい」と教えたマッサージ屋にしか行ったことがなく、岡山で通りすがりのマッサージやに入るのはなんだか怖く、悩んで、悩んで、悩んだ結果、行かない。ああ、あの悩んだ時間は、一体どこにいくんだろう。なんてことを頭の片隅で考えながら、やっぱりホテルの一室で、仕事。仕事。
今回は、なんだかんだ24曲も使っているので、どれもこれも創って、大変でした。で、どうにも時間が足りないので、ミュージシャンである父に協力を仰いだんです、便利ですね。メールと電話。いやー、知ってはいたけど、すごいですな。すごいですよ、父。恐るべし。すごい。40年以上音楽だけで家族を養って来た人間なのだから、いまさら「すごがる」のもアレだけど、すごい。小さい頃から父を見ていたので、人類は誰しも大人になれば音楽くらい創るんじゃないかと心のどこかで思っていたけれど、ンなわけなく。真似事程度にせよ、同じようなことをやってみて、当たり前に思っていた父の偉大さを改めて知るのでした。と、身内の話をこんなところに書かなくてもいいんだけれど。さあ、稽古なんだけど、
まー、本当に、楽しくて。
おしなべてクソガキどもなんだけど、
そして50人もいるんだけど、
なぜかやたらめったらウマが合う。
ストレッチなんかしようもんなら上から乗っかってくるし、
炭酸水なんて飲んでいようものなら「振るおもちゃ」と認識されて、奴らラグビー選手よろしくペットボトルを見事にパス回しして、振る、振る、振る。炭酸水を「水」に帰るクソガキとも。本日本番2日目。千秋楽。うー。
って、感慨深くなってる場合じゃない。
本番前の稽古で、グンとクオリティアップを狙います。
一回の稽古で信じられないくらいに変わる恐るべし奴らなのです。
口頭で伝えた三行くらいある台詞を、
次の瞬間には言えるようになっていると言う、
プロの俳優でも喉から手が出るほど欲しい能力。
なんか例によってとりとめもなく書いてしまったけれど、
あー、書きたいことがたくさんある。
とりあえず、5日のホテル連泊のなかで、「インロック」と言うものを7度も成し遂げ、次やったらもうフロントに合わせる顔がないから廊下で寝ようか?と思っている。追い打ちとしては、ホテルの無料貸し出し自転車を借りてスイスイ岡山を疾走していたのだけれど、その自転車の鍵が完膚なきまでに失踪を成し遂げると言うヘマ。アホみたいに忙しいさなかに、捜しても探しても見つからず、自転車を劇場において帰って来た。なんか、そんな、鍵運に見放されている日々。キー!っとヒステリー起こしそうになります。鍵だけに。
お後がよろしいようで。
そんじゃまあ、行って参ります!