今日は4時過ぎに目覚めて、岡山に向かった。なんと朝の10時から岡山で稽古を開始しなければならんもんで、始発とかに乗らなければならない。羽田空港に着くのが遅れたらジ・エンドなのである。なんだけど、うちの近くからはリムジンと言う空港直行の名前のバスがでていて、それに乗り込んじゃえば何とかなる!と言うのがいつもの作戦なんだけど、今朝も意気揚々、大荷物背負ってバス停にいってみたら「予約がないと無理です」と運転手さんによる死刑宣告。明け方5時頃の大事件。パニックでした。

飛行機に乗りながら演出プラン練って、絵を書いて、それらと同時に艶漢の自主稽古的なことを差し挟む感じで岡山に到着して、しましたしました、稽古。午前中は『野良の方舟』、そんで午後は「なつやすみさん」。

大人の演劇を子供に「教える」なんて考えの指導者はトンマ。

現場にいるとわかる。
どうみても、こいつらにしかできないことがある。

そりゃ、俺らの真似をさせるんだったら、
俺らに分があるのは当たり前。
自分の土俵に子供を連れ込んでぶちのめして威張るなんて愚の骨頂。
あいつらの土俵に潜り込んだら大人は太刀打ちできない。

こういうようなことは、
あるんじゃなかろうか。

大事なのは、野菜は肉屋で売られてしまわないこと。

パンは、本屋で売られてしまわないこと。

「僕はここでは最下位だ」と言う悩みのほとんどが、
あっぱらぱーなのだ。