一昨日、8月16日をもって、
Yukar Production Japan
『The Waiting room』

が、全公演終了しました。
たくさんのお越し、本当にありがとうございました。
ご来場頂けないまでも応援くださった皆さんにも、
心からの感謝です。

自分にとっては革命的に大切な公演となりました。
一生涯、大切に抱きしめ続けられる財産を得たんだ、
と、心から実感しております。

僕の場合は、演劇活動と「生きる」が同義語であるもので、
作品に心を込めて参加する事は、
そのまま「命をかける」ということになります。

かけてもいい、
そう思わせてくれる舞台でした。

作品そのものに祈りがあったからです。

演出家のERGOに出会えた事は僕の人生を変えるのでしょう。。
LAで活動する彼と、こうして日本で、
ましてや、俳優として転機を迎えたいと願っているこの時期に、
まるで当たり前のように、
ある日突然出会えた事、
彼本人に、そして、
頭上高く雲の上に入るであろう、何かしらとっても偉いホーリーな誰かに、
この奇跡を感謝します。

共演者にも恵まれました。
俳優を続ける限り永遠に「仲間」であると言えるような、
そういう人間たちでした。

無限に語り尽くせるような公演でした。
またどこかで、
どうか、語らせてください。

余韻と言うより、
まだまだ「人格」が体の仲に残りまくっていますが、
これはきっと、もう50年くらいは残ってしまうのでしょう。
共に生きていこうと思います、
これからの、毎日を。

ERGO氏は、
今回の挑戦を経て、
また日本での公演を考えるようになったと言います。
そのときに、また一緒に仕事ができるよう、
日々の鍛錬を決して怠らないでいようと心に誓います。


ありがとうございました。


どうか、この物語が、
いつまでもあなたの胸の内で息づいてくれる事を願って。