さあ、ただいま絶賛稽古中なのは、
『ハンサム落語』
と言う舞台です。

なんと言うタイトル!

まあ、ハンサムにしても、
ブサイクにしても、
とどのつまりようするに、落語です。

落語については、
兼ねてから勉強していたところもあって、
独り芝居をやろうなんて時分には
ずいぶん物凄く研究したりもしました。

とにかく驚くのは、
落語の物語のクオリティの高さ。
なにせ、何百年も生き残って来た内容ですから、
それはもう、洗練されているし、
間違いない。

いや、もう、本当に、
間違いなく面白いわけです。

学ぶなあ
学びます

ハンサムのレッテルを着せられて舞台に立つのは、
なんだか乞食のように演劇を始めた自分としては
「おこがましいなあ」「なんかすんません、ほんと」
と言う気持ちもないわけじゃないし、

どこにいっても、
「次に出るのは、ハンサム落語です」
と言えば
ぷぷぷ!
と冷やかされるのだけれど、

ただ、
まあ、共演者達が、実に強者そろいで、
劇団に所属するでも無く、
単身の実力のみでファンを抱え続けている同世代の俳優達、
そのプロフェッショナリズムなんかには、
強く強く刺激を受けます。

とにもかくにも、
落語の世界に生きている日々です。

よろしければ、ご来場くださいまし!

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