写真は、岡山ルネスホールでお弁当を床にひっくり返してしまったときのです。悲しかったです。
まはろ。あろは。
王子モンスターでの幕があいています。最後の陣。演出もいろいろ変わり、参加者含む「おぼんろ」が顔突き合わせて物語りしてる感じが、やっぱりどうにも修学旅行の夜にした怪談話めいていて、ドキドキしてしまう。
そうだ。上演中の撮影について、なんだかいろいろ議論が起きていると聞きました。カメラが発する光や音の話です。
「上演中の許可のない撮影、録画、録音等は、ご自由になさってください」
と言うのはもう何年も続けているスタイルで、言わずもがな言い出しっぺは拓馬ですが、いまはメンバーもそれぞれ、仲間(参加者)もそれぞれ、いろいろな思いがあるかと思います。
どうして撮影OKなどと言い出したかと言いますと、なんのことはない、路上時代の名残なだけだったりします。涙メイクをした犬畜生の姿で道端で大声張り上げていると、ものすごい頻度で聞かれたのです。
「写真、撮ってもいいですか?」と。
なにせ地球上にファンなんてただの1人も存在しなかった時代です。
「え?あ、いいよ。てか、俺も記念に撮りたいんだけど」
なんつって、通行人とのツーショットが手元に貯まっていったのが、嬉しくもありました。
パフォーマンス中はとにかく撮られ放題(観光の外国人などは大喜び)で、元よりネオンサインはピカピカ、車はブロローと騒音鳴らして、あわよくば酔っ払いやヤクザに絡まれオマワリに話しかけられながら物語を紡いでいた時代。「ノイズ」があろうとも観客を感動させる、その一点を自分へのハードルとしていました。
劇場公演をするようになっても、特にスタンスを変えるつもりはなく。当たり前のようにやっていたスタンスが、小劇場的に「おもしろい」ことだと知ったのもけっこう後のことで、まあ、当初は、許可したところで一部の「写真好きさん」くらいしか撮影してくれるでもなく。
それが、去年あたりから、積極的に写真など撮ってくださる方が増えだして、
嬉しいです。正直。
24歳のころ、命懸けで芝居をしていたのにも関わらず日本中に無視されて、ファンが1人もいないことに自殺まで考えた自分です。「コクーンへいく」と言う突拍子もない宣言は空回りし、自信過剰の大ボラ吹き扱いを受けては泣いたものでした。比喩ではなくて、本当に、そうでした。
それが、まあ、上演中に一生懸命カメラを向けてくれる方が居て、ボイスレコーダー回してくれる方がいて、毎日のように通ってくれる方、地方から足を運んでくれる方がいる今のこの現実は、どこか非現実的にミラクルめいています。
毎ステージ思います。「ここに集まった数十人は、そんじょそこらの公演に集まった数十人とはニュアンスがまったく違うんだぞ」って。
話がそれました。
撮影についてです。
基本的に僕は、物語りで全員の心にアプローチすることに命をかくています。なので、そのために最善の環境をつくりたい。かと言って、劇場は楽しむための場所でありたいので、撮影禁止だとか、いろいろとやかく言いたくない。ルール嫌いは我が人生の基本です。真面目に楽しむために遊べば、ルールは勝手に生まれる。みんなが自由に遊びにくる、それが、おぼんろだから。俺の誇りだから。
だもんで、結局のところ、
みんな、
みんなが楽しめるように、
みんな楽しんでください。
上演中、劇場内が、地球上で一番楽しい場所となれますように。
これ、けっこう本気です。
あなたたちに生かされてます。愛してます。
さ。劇場ついた。
今日もがんばるぞー(^O^)
