現場が続くと、なんだかたくましくなる。
いろんな人に出会って進んでいくのは、まさにRPGよろしく
アドベンチャーめいていて、
仲間が増えた!!と言う興奮って、やっぱヤバい。
いっぽうで、『3番目の恋人』のみんなに会いたい。
もっと言えば、『黎明浪漫譚』のみんなに会いたい。
もっともっと言うと『Kの昇天』のみんなに会いたい。
でも、大丈夫。会えないでも、お互いを感じ合えるのは、
同じ世界で闘い続ける我々の、特権だとおもう。
俺の中では、
みんなと一緒に走り続けてる。

『ゆめゆめこのじ』の稽古は素晴らしくって、
だんだん、出雲と言う役に入り込んできてる。
役が違うと、見える景色が違うから不思議だ。

まるっきりの世界史専攻人間だったため、
日本史への興味がほぼ皆無なまま生きてきたのだけれど、
でもそこは、鹿児島生まれのアイデンティティとして、
西郷さんに関してはどこまでも身近な存在であるものだから、
なんか、戯曲の中とはいえ、
西郷さんと会話をする自分には不思議なものを感じています。
ジゴさん、好きやねん。
ものすっごい、地元が近くって、
「うっそ、え?何中??」
みたいな盛り上がり方をしました。

それにしても、みんな、かっこいい。

つうか、
殺陣ができる人間を集めたからと言うのだから、
当然と言えば当然なのだけれど、
みーんなマッチョ。
着替える時のアピール感が、なんか、すごーい。

そして、リュウジにいたっては元自衛隊員と言うエキセントリックな経歴を持っている。稽古場の床で、面白半分にホフク前進を習う日々。5種類もあるなんて!

『3番目の恋人』でのオタクな肉体がまだ少し後を引いているものだから、
ああ、肉体改造しなくっちゃだと思っていて、
SAVASを買いに行こう買いに行こうと思っているのだけれど、なんか、生き損ねている。マッチョになりたい!かつてブラピ主演の『トロイ』を観た帰りに感じたのと同じくらい、いま、筋肉に憧れています。着付けの先生から、「あらまあアンタ細いわね!女じゃないんだから、肉襦袢たくさん着なくっちゃ」と言われるにつけ、なんか、ずーん。ステロイドに想いを馳せて、今日も元気に頑張ります。

まー、とにかく、いろんなことやってます。とちらかっています。そのとっちらかりのさなかで、たくさんの宝石のような夢を見る。ほろ酔い気味な毎日です。

提灯、みなさん、ありがとうございます!ものすごい反響があったと、制作さんから感謝を告げられました。早くも、「拓馬のファンの方はみんな素晴らしい」と言われていて、ちょっと照れています。ありがとう!!本当に嬉しいです。

ぜひ、ご来場ください。
決して派手ではない主人公、
心して創り上げてお待ち申し上げております。

『ゆめゆめこのじ』

作:西田大輔 演出:戸田佳世子

 

ーこの国の歴史はね、遊女たちが創ってきたんだー

京の花街を彩る遊郭。 そこに息づく“ゆめ”と呼ばれた遊女たち。 江戸吉原から初めて京にやってきた秋雪が出逢ったのは、こじきに身をやつした桂小五郎、相撲力士に間違えられた西郷隆盛、そして、“恋文”をなくした坂本龍馬ー。 果たして薩長同盟は無事結ばれるのか、 そして龍馬暗殺の真相とは。 遊女たちが創った二つの夜の物語。

 

【日時】

5月1日 14:00 /18:30

5月2日 14:00 /18:30

5月3日 14:00 /18:30

5月4日 13:00 

 

【会場】恵比寿エコー劇場

 

【チケット】前売り:4500円/ 当日:5000円  全席自由

開演の1時間前に受付開始 開演の30分前に開場となります

 

【チケット予約】3月15日発売

PC▼ https://ticket.corich.jp/apply/53275/004/

携帯用▼ http://ticket.corich.jp/apply/53275/004/

 

【特設サイト】

http://yumeyume.crazy-foxy-bee.com/