『3番目の恋人』、全29ステージ無事に終了しましたー!!

ご来場いただいたみなさま、関わってくださったみなさま、念で応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

イチゴをこよなく愛しながらも財閥の娘に恋をするオタク青年を演じました。

自分でも不思議なほどに役にのめり込んで、バカバカしい内容なのにいつも素直に泣けてしまうのでした。

笑いの舞台は、実は20歳そこそこの頃にはよく出演していたものの、ここ数年はそもそも客演を減らしていたこともあり、とにかくコメディは久しぶりでした。

よーし、せっかくだし、極端に役作りをしてみよう、と思い、メガネをかけて役作りをして、稽古場へ。

演出家を我が鏡であると、とにかく心から信頼し挑戦と調整の日々を経て本番を迎えました。

気持ち悪いオタク。

賭けでした。“イケメン俳優”なんて言葉が蔓延しているおかげで、最近は人気が出ても「どうせ顔でしょ観客に媚びてるのでしょ」と言われがちな我々若手俳優。これはあまりに悔しいものだから、真摯に演技をすることに、とにかく必死になりました。

(本編でつかっていた、携帯の待ち受け画面。オギさんがダウンロードしてくれました)

共演者を愛しました。みんな、おしなべて異常に変な人たちだったけれど、ああ、もう、俳優として人間として、なんて素敵なのだろう、本当に愛してる。

スタッフもみんな気持ちが良くって、演出の格さんに関しては、ひたすらに愛してる。

これは、ひいてはプロデューサーの井上さんの力なのかな。
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「たくまのファンは本当に素敵」と言われた僕の誇らしい気持ちと言ったらハンパじゃないです。みんな、他人を愛する能力に長けている。ファン同士が仲良くなっている姿をみると、幸せで、誇らしくて。

みなさん、ありがとうございます。

最高の本番でした。

またすぐに次の公演が始まっていますが、僕はこの公演のことを、長く永く、ずっと大切に覚えていようと思っています。


とびきりの感謝のうちに、キンキラキンのラブをあなたに贈ります。

ありがとうございました。



たくま