なんだか毎日、並々ならぬほどに無敵感を抱いていて。

カバンには俳優として読む台本を4冊入れながら、

ノートの中では4作品同時に執筆作業が進行している状態。しかもそのすべてが、これまでのあらゆる作品に一切の引けを取っていないときてる。

こんなことできるタイプの人間じゃなかったのに。覚悟を決めてからこっち、不可能なことなんてない気がしてるんよ。

昨夜は夏まつり関連の打ち合わせをしたのだけれど、巡り合わせたるや物凄く、夢のようなイベントになりそう。このことについてはまた後日、阿呆ほどはしゃいで発表いたします。

あらゆる企画が、人生最大の挑戦でありたいね。「やったことがない」「緊張と興奮で窒素しそう」「自分の身の丈に余る」そうでない時間を過ごしている暇なんか俺らにはないんよ。

今日は屈強な睡魔に寝技を仕掛けられてるような気分ながら、作品のことを考えると興奮していくらでも駆け出せてしまう。からみついた睡魔引きずりながらでも、ね。

今日は昼から数時間しゃべくり通して、としもりと打ち合わせ。最近知り合ったみなさんは、この男をまだ知らないかもわからないんだけど、ああ、はやく、紹介したい。

その後は、『三番目の恋人』の稽古場に。俺の場合は一回の稽古に望むものが大きくて、自主稽古にひたすら勤しんで稽古場に臨む。それがまた寝不足を拡大させるけど、限られた稽古時間の中で、俳優が努力すれば稽古が効率的になるなら、俳優は時間を惜しんで稽古すべきだと思う。本番まであと20日を切った。最高の形で、この作品を贈りたい。