岡山遠征終了し、東京に戻って参りました。

『西暦12014年の冬』、
ヤクタタズを連れての1人と1匹の旅。

6月に予定している、
おぼんろ第十一回本公演、
その中で、
6月27日、28日は、岡山遠征公演。

ここで、700人の動員を達成しようと、
岡山県の『演劇on岡山』さんと再三にわたって計画を練っていて。

それは、
岡山に演劇文化を根付かせたいという、
熱い思いの上に成り立っていて。

もちろん賛同する僕は、
再三にわたって、岡山県に赴き、
一人芝居を繰り返すことにしました。

今回は、その二回目。

2013年に『Hanger Boy』と共に行なった遠征の結果が、
試されるところ。

動員がすくないのでは、とギリギリまで肝を冷やしたものの、
結果的には立ち見が出るほどの盛況。
確実に、おぼんろが岡山で知名度を高めていることに、
打ち震えるほどの感動を覚えました。

前にヤクタタズが物語に登場したのは、
『西暦12013年の秋』。

『西暦12014年の冬』
は、岡山でしか演じられない作品でした。
新しい演出や、場面など加わり、60分ほどの公演に。

その「新しい」に関してはギリギリまで悩んでいたのだけれど、
岡山の空気を吸い、
会場を見たとたんに、稲妻よろしく発想が浮かび、
現地の素晴らしいスタッフとともに、創り上げました。

一日目を終えて、みなさんに会えたのがとても嬉しくて、
次の日の朝も、また新たな発想。
一日ごとに会場が違うというのもすごいことですが、
それがとてもよく働いたように思います。

遠方からおいでいただいた参加者のみなさんも、
本当にありがとうございました。
感動しました。

次はまた、5月ごろに遠征し、
そしてその次は、いよいよ6月。

700人と言う、おそろしいほどの挑戦を前に膝は震えるか?
いえいえ、岡山県、および近県のみなさんと共に、
全員で立ち向かっている今があまりに幸福で、
楽しくて仕方がないです。

カーテンコールで絶叫しました通り、
こればかりはみなさまのご協力なくしては成し遂げられないことです。
けれど、それは、
成し遂げた際には、驚くほど、楽しい。

物語りが世界を変えるんだ、
と、そのことを噛み締めてやりましょう。

スタッフのみなさん、支援者のみなさん、参加者の皆さん、
その他、本当にたくさんのみなさん、
この数日間で出会ったすべてのみなさんに、

心の底から感謝します。

ありがとうございました!!
また行きますからねーーー!!

(岡山城・「不明門」前にて。「あかずのもん」と読みます)