RRP本番前日にして、
岡山公演の本番一週間前だったりします。

岡山県は、『月の鏡にうつる聲』が脚本賞を頂いて以来、なんだか我が物顔で「帰郷
」ニュアンスさえ醸し出しながらしょっちゅう訪れているのだけれど、特設サイトにもあるように、第十一回本公演ではこの場所を訪れることになっていて、そこでの動員目標が、700人。

(立ち寄ってたまたま仲良くなったお店の人とパシャリ)

700って、すごい数字ですよ、実のところ。
東京においてさえ、700入れられるようになるまでには、相当に努力が必要だった。

ぎゃあ、
大変。

でも、
努力をすれば、入れられるのだ、と言うことも判明していて。

岡山的にも、
商業演劇でない限りは前例のない数字らしく、
いいじゃないか、楽しいじゃないか。

(2013年10月・玉井宮にて、『Hanger Boy』)

そんなこんなで、昨年から、
岡山県の演劇on岡山の方々をはじめ、
多くの方に協力頂いて、

岡山県におぼんろを侵食させていく作戦をガンガンと進行させています。

6月までに、一人芝居を三回、
とまず漕ぎ出して。

昨年10月が一回目、
そして来週が二回目。
三回目は、どうしようかまた作戦を立てる。
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なにせ当たり前だけど旅費もかかるもんだから、
短い滞在期間で、なるべく多くPR活動。

テレビに出ておぼんろ語って、

テレビにでて、生放送で演技してみたり。
これなんて、ワイドショーだもの!
異物感丸出しだけれど、手ごたえはあって。

午前中が空いてる!とばかり、
早朝から準備して、路上に出てみたり。
『ズタボロ一代記』

初心に戻る。声張り上げて、通行人と仲良くなって、
写真撮って。

第十一回本公演の企画が具体化する前だったけれど、
とにかく、いつか仲間をこっちに呼ぶんだ、
と思ったら、なんでもがんばれた。

現地の演劇人に向けてのワークショップもやりました。
とにかく、当てずっぽうに知り合っていくこと。
それには、戦略とかじゃないんだなって、思って。
感性でぶつかり合い、言葉を交わし合う。
「有名人」ではないおぼんろの、大切な泥臭いスタイル。

今回の滞在でもワークショップをやります。
どんな出会いがあるかがとても楽しみで。
そもそもが、椅子に座ってるタイプの演出家ではないもので、
一緒に体を動かすことも多い。
講義が終わった後は、
なんだか共演者に抱くような感情を抱いたものでした。

さて、いまはさすがに南青山モードですが、
岡山での演目はまた別なもので、
準備を粛々と、下ごしらえしながら過ごしています。

ちなみに島根公演に関しては、
同様にして倫平さんが切り込み隊長になって動いてくれている。

『西暦12014年の冬』

僕はとにかくこの演目が大好きです。
少しでも多くの方に、贈りたい。
楽しみにしています。

ちなみに、アフタートークショーをご一緒する谷さんなんて、
こちらで新進気鋭と言われている劇団の主宰。
歳は近いながら、演劇界の先輩に当たります。
お互いに顔見知りだし、会えば雑談くらいはするけれど、
お互いにそれなりに主宰の立場であるせいか、
仕事で絡んだことはこれまで一切なく。

まさか、岡山でこんなことが起きるとは・・・!
と不思議に思っとります。

岡山でのイベント詳細はこちらです。
たくさんのみなさまにお会いできること、
楽しみにしております。


末原拓馬、
岡山県での独り芝居の第二弾が決定!!

今回の演目は、「西暦12014年の冬」
この演目は、常に年号と季節が変化していきます。
「西暦12014年の冬」は、
2014年の冬に、岡山にて参加してくれるみなさんと
一緒に創る作品です。

2014年2月22日(土) 
上の町会館
10:00~13:00 学生対象ワークショップ
17:00~18:00 独り芝居『西暦12014年の冬』
18:30 
「DULL-COLORED POP」主宰の谷賢一さんとのアフタートークショー 

2014年2月23日(日)
ルネスホール金庫棟2Fワークルーム 
13:30~14:30 独り芝居『西暦12014年の冬』
15:00~ 末原拓馬トークショー「舞台人として演じること」 

▼チケット販売、詳細は「現代演劇on岡山」サイトへ
▼岡山で配布されておりますチラシに掲載されております
CoRich舞台芸術!担当演劇コラムニストの手塚宏二氏の寄稿文
「現代演劇on岡山」ブログに掲載していただきました