ああ、もう、髪を切ったばかりなのに、せっかく短髪にしたのに、またクルクルしだした。2時間の公演でも15分の短編でもしっかり物語構造がある、みたいのと同じ?あ、まあちょっと違うかもだけれど。

昨日もドラマの撮影だったのでした。短髪にした理由です。まあ、そろそろ一回短くしたいと思っていたのもあるのだけど。

慣れない現場に最初のほうが拾われキャットよろしくビクビクしていたのだけれど、少しずつながら勝手がわかってくると、がんばり方がわかり始めるわけで、これがまあ、すごく面白い。エキサイトしてきたところで、もう今回の現場が終わってしまった。

これはあらゆる現場でだけど、終わった後に「すっげぇ楽しかった!」と、「うぅ、次はもっとやれるはずだコンチキショ」がどっちも残る。やっぱりどうしても、てっぺんに登り詰めたい。野心てのは結果的にマクベスさえ惨殺する凶悪なやつだけど、その戒めを知りつつも、やっぱり上をみないではいられない。いいんだと思う。外では選挙カーに乗ったおじさんが日本を変えようと宣言してる。意気込みでは負ける気ゼロだわよ。世界をキンキラキンのラブで包み込んでやるっつーんだよ。

路上やら、朗読やらをやりたいなーと言う気持ちがなんだか強い。動き回らないではいられないタイプの自分がどうして朗読を好きなのかは不思議だけれど、体を動かさないからこそ、読んでいるからこそ伝わるものがあると思っていて。なんか、トランス状態になるのですよね、詩の朗読も、物語りの朗読も。

自分でも書いたこと忘れていたけれど、ジョゼッペの記憶の中から絵を発見。『ズタボロ一代記』の時のですね。あの夏も、今年くらい暑かったのに、毛皮の服着て動き続けたんだから我ながらすごい。熱中症で倒れなかったのが不思議だけど、ああやって叫び動き回っているときは、車にひかれても死なない気がしたりして。