泣き声が聞こえるから歩いて行ったら、
スーパーの駐輪場に君はいた。

哀しそうな声
どうしてそんな声で泣くの。

さみしいね。

君たちに、時間の概念はないのかとたまに思う。
いま、だけが現実。
せいぜい、五分後までが、現実。

わかんないよ、仮定だけどね。
もし、そうだとしたら、
君はきっと、誰かを待ってる間、
「きっと帰ってくる」とどこまで安心できるんだろうか

さみしい今だけが君のすべて、
そうなっては欲しくなくて、

「くぅくぅ、わん」と言う、君によりそった。

15分後、君を迎えにきたひとが、
とっても素敵なおじいさんだったものだから、

道理で君の瞳がずっとキラキラしていたわけだ、
と僕は存分に納得言ったんだよ。
 
僕は僕で、なんとなく、
なにかを待ってみた

べつに、車を、ってわけじゃない。
具体的な誰か、も、よくわからないのだけど、
お正月のおみくじには「待ち人来る」て書いてあったから、

まずは自分が誰を待っているのかを思いだす(のを、待っている)

ただうずくまって待っていても、
そのひとは喜んでくれない気がして、
一応、当てずっぽうに、
そのひとが喜んでくれそうなことを、躍起にがんばりながら、
アイドリンがらないように、騒がしめの静止する。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚* ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚* 
にがつだぴょん。にがつだぴょん。

「2」が「two」なのは、周知の事実だぴょん。

だぶん、毎年言ってるぴょん。

今日は鬼を愛しましょう。
なるべく夜をフラフラすると、
メッキリ上半分すぱっと切れた月の光に照らされて、
行き場のない彼らに出会えます

豆を拾って、「あーん」てし合おう
なるべく何万回、「あーん」てし合おう
 
あいうぃる、らぶゆーてんだーまいでびる
らぶみーてんだーらぶみーすうぃーと

くぅくぅ、わん。
ぼくといっしょに、まっててくれない?