稽古のときに、演出家から様々な注文を受ける。


俳優は、ある意味では人形のようなもので、

演出家の思い描く世界に、どうハマっていくか、

そして、感性を提案をしていくことができるかが、仕事だ。


「右を向け」と言われれば右を向き、

「笑え」と言われれば、笑う。


演出家は役者をじっくりと観察し、

注文や指示をだしていく。


昨晩も、

演出家から言葉をいただいた。



「ご飯を食べて」



顔が青白いらしい。



そんな・・・・・



てか、




失礼な。


青白さも芝居の内なのだ。



僕くらいの俳優になれば、

体内の血流、リンパの流れや体温、

それらを自由に操ってこそ演技だと思っている。




意図して変化させた顔色にダメを出されて、

僕は怒りのあまり、わなわなと震え・・・・




って、もちろん嘘である。


顔色なんか操れるかいっ




原因は睡眠不足か、食事か。

天然ものの「顔色の悪さ」を気付きもせずに満面に讃え、

稽古場に立っていたなんて、


なんと情けない。。



ちょっと珍しいくらいに肩と首ががちがちだ。

マッサージなんて行ったことないけど、

ちょっと真面目に検討だ。


たまに、「マッサージ勉強中なんです」みたいなひとが現場にいるけど、

ちきしょう、会いたいときに遭遇しない。


あ、そうだ。

今日、髪を切ります。

生まれて初めて、

自分で予約(ネットで)をして散髪にいく気がするんだけど、

バッチリ予約日時を間違えて明日にしてた。


散髪すらスムーズにできないなんて、もう、なんなんだあ。



ていう感じです。

四月がまさかもう二十日だなんて、

驚きましたよ、ほんと、もう。


心して過ごす。