昨日の稽古場の窓に張ってありました。
挙げ足を取ってはいけないなんて法律はないです
というか、足ぐらいは挙げてたほうが、
おしっこをする犬みたいでかわいげがありますよ、
と、むしろ積極的におもう拓馬です。
孤独な長時間の稽古に疲労した拓馬は
とにかく会話を欲していて、
この管理人さんとしばし話し込んでいたのだけど、
管理人さんが真剣になにかを語れば語るほど、
拓馬はこの、写真にまで撮ったこのお気に入りの張り紙を思い出して、
どんどん、管理人さんを好きになるのでした。
思うに、
ものすごく凶悪な過ちをおかしたら、
誤字脱字だらけの謝罪の手紙を送るといいですよ、
「ごめんなさい」
が
「ごめなさい」
になってるだけで、もうかなりの高ポイント、
笑いながらため息つけそうですもの。
誤字脱字は世界を救う。
それが、今朝の結論です。
■
昨晩帰り道、
JR中央線たぶん三鷹駅、
電車とまってる間、
見ていたら、
ホームにある休憩室で、
おじさん、
寝ているのか死んじゃっているのか、
座り、傾いていて、
ひとびとは、通り過ぎていて。
たくまはただただ、
そのおじさんみていて、
そしたら、
電車、扉、しまって。
さよならー。
なんだけど、
ずっと、そのおじさんのこと気になっていて、
「駅で男性凍死!」とかニュースになってやしないか
気もそぞろで、
夢にまでみて、
さっき携帯のデータフォルダ―みたら、
!?
写真があって、
驚いた。
撮ったのかな?
なんにせよ、
拓馬は、
前からみたこのおじさんの顔すら知らない。
おじさんが本当にいたのかすら、
知らない。
公演が明日だ。
本当に、本当に、
明日だ。