夜はどうしてこんなに寒いの?と襟首つかんで訴えたいけど、誰の襟首をつかんだらいいのか見当つがず、「僕ハ、アライグマ、僕ハアライグマ」とカタカナで呪文を唱えてふとんの中で丸くなる。

丸くなった僕はアライグであり(昨晩はリスザルだった)、しっかり丸い。ぬくぬく。

どうにか是が非でもぬくぬくしたら、夢の入り口が数歩先まで迎えにくるから、その32ディグリーズセルシアスくらいの汗だくな夢へとアライグマは歩んでく。アライグマは目玉のオヤジになって、ホットココアの風呂でマシュマロにどうか顔をうずめたい。

おやすみなさい。

12月の“初日打ち上げ”みたいな感じで。