東の空東の空に、なんか赤くて大きくて、やたらチカチカした星がでてるね。 昔、星が死ぬ、って話を図鑑で読んで、ものすごく怖くて悲しくて、眠れなくなった。その図鑑の表紙を自分がみるたびに、どこかで星が死んでいく気がして、本、しまいこんじゃった。 赤くて大きいのは、おじいちゃんの星らしいね。 あの星は、どこのなんという、どんな歴史をもつ星だろう。 じつは、星の名前に詳しくならないようにしている自分がいる。名前をつけると、見失うのが怖くなるし、星空ぐらいは、無限で曖昧なくらいが、いい。 かもね。