パソコンを起動するたびに、
“ウィルス対策ソフトを購入してください”
みたいなメッセージがでる。
これを消さないとパソコンがつかえないので、
よいしょ、よいしょ。
消す。
毎回出てくる。
ウィルスの種類、
という項目があって、よんでみた。
中に、
“無断で広告などの画面がポップアップする被害”
みたいなのが書いてあった。
さて。
とにかく、対策ソフトを推薦する熱意には驚く。
「これがないと、まず、間違いなく、パソコンのなかの機密が外に漏れだします」
「毎年、ものすごい数の人が被害に遭っています!」
「パソコンを買ったら、ウィルス対策ソフト!これ、常識!」
印象にかまけてやや口語調で要約したが、
そんな感じ。
えっと・・・・
そんなに必須なら、
パソコンの中に基本機能として備えておいてはもらえないんでしょうか。
コンピューターウィルス、
という、目に見えない、
そしていつくるかわからない敵が相手だと、たまに思うんです。
本当に、いるのかなあ?
って。
なんにせよ、俺が対策ソフト屋さんだったら、
たくさんの俳優を被害者役で雇って、
かつ、広告を打ちまくる。
いや、なんなら、ウィルスも同時に開発することにもやぶさかではない。
ウィルスを開発し、
流布し、
その薬を売る。
デジタルマッドサイエンティストだね。
コンピューター会社のみなさん、ごめんなさい。
無知を盾に、好き勝手言っています。
ただね、お金がないからソフトは変えないのに、
毎日パソコンを開けるたびに脅されるのだと、
なかなか、心労が積もりに積もるのでやんすよ。