パジャマにハンテンすがたのままゴミを捨てにいったけれど、
なにを捨てたのかおぼえていないです。
捨てられたのはぼくのほうだったかもしれません。
そんな、ゾッとする仮説に凍えぬように、
あたたかいハンテンを着込むのだけれど、
いぜん、もやもや。
そんなときは、カカシになります。
オズの魔法つかいに会いにいったあの旅で友だちになった、
あいつは、
あのカカシは、
のうみそが、ワラなことを悩んでいました。
そんなに悪いことじゃないとおもいました。
なにも考えられないときは、
なにも考えないで、
ポケーとしてみる。
すると、なにか、考えてしまう。
その内容の程度が低いと思わずため息が出てしまうのだけど、
ポケー、からでた、フワー、は、
あんがいステキで崇高だってことに、
しばらくあとに気づきます。
だから、おもいつくままに声をだします。
「カラスー、ちょっと、つついてみねぇかあー?」
返ってくるのは
「アホー。」
幸あれ。11月25日。