末原拓馬の瞬く間-HI3E1692.jpg

コーヒーと水上の花びら。

カァカァカァ
ミァンミンミン
電車がシュゴーッ

蝉。

すべてのそれぞれ単体に、想像を絶するドラマがあるんだろうことは、想像にかたくない。

夏の常識だった蝉の絶叫は、秋空に響くと少し意外な感を覚える。

もしかしたらこのミィンは、
残された数少ない蝉の、息耐える寸前、最期のミィンかも知れないや


そう思う。

メルギブソンの
「フリィィダァァァァム!!」

あれは映画。
蝉は現実。

居ても立ってもいられないほど感動するのは、どっちー?