死体洗いに慣れてきた!


あ、ごめん、バイトね。
死体はサンマやらの死体。

喉が渇いたときにコンビニでジュースを買える日々と引き換えに、
あたしは死体を洗う。洗う洗う。

この感覚の鈍麻は、
やっぱりどうにもナチス的で、

サンマが鶏になり、やがて犬になったら、

もう人間が、すぐそこにまできている。

赤の他人が知人になって、
気が付いたらあなたのコップに、青酸カリを盛れているかも。

いるかも知れないね。


皮が破けた餃子を平気でゴミ箱に捨てられるプロフェッショナリズムより、

蚊もつぶせなくて笑い物になる女々シズムのほうが、

幾分か身の丈に合った矮小さな気持ちさえする、

あぁ夏休み残りあとわずか、な、炎天下。