紙袋に四億円を詰めることが(物理的に)できるのかどうかはわからないし、

もしかしたら国のトップたちだけが持っている“100万円札”みたいなものがどこかにある??

と疑うぼくに誰かが「ある!」と言ったとしても、

ギャハ!と驚く体力がないくらい、「何があっても動じないようにしよう」で始めた2010年。


【2010年】の文字は、やはりパッとみてSF映画のタイトルかな?と思ってしまうからやっぱ、

やっぱ夢心地なわけで、

夢は別にポジティブともネガティブとも限らない代物だけど、

もしよかったら、あのね、


獏くん、

食い尽くしてみてはくれないか。


と思わぬオファーをつぶやくのだけど、どこどこいるの獏くん。


つまりくれるなら欲しいけど、

四億円がすごくくだらないモンだってのをみんなは知るべきだし、

「とは言え、なくちゃ生きていけないでしょうが!」てのはヒャクもセンも、それこそヨンオクも承知の上で、

「だったら人間は他の生き物を殺して食わなくちゃならないけど、動物の大量虐殺に賛成?」と言うね。

飛躍かな。


派遣村で支給された二万円で酒とタバコを買ったひとがいるってね。

いいじゃん別に。いろんなひとがいるの。

手助けや優しさの裏に、相手に求める気持ちなんてのはないほうがいいに決まってる。

二万円がチャンスにつながるものなのかは知らないけど、そのチャンスをものにできないでそのひとが凍死するなら、それはそのひとも承知の上の結末なわけで、死ぬ寸前に一杯やりたかったのかも知れないし、タバコを呑んだら調子があがる人間だっているんだろうしね。


あとは放置。二万円あげて、あとは突き放す。

俺なんてそうだけど、甘やかされた結果カラダが退化して、歩行もおぼつかない。


二万円でほっぺたペシペシ叩いて、「金をやるから酒飲むなよ」は、正論だけど、なんか、「仕事ないのはお前らの人間性が破綻しているからだ!」ていうゴリゴリの侮蔑が見え隠れする。

ま、人間性が破綻してる人も多いんだろうけどね、全員じゃないにしても。

て、アナタも思ってるでしょ?

でも、俺は派遣村に知り合いがいないから、その結論は保留にしたほうがいいとおもうし、たぶん“二万円分の足ながおじさん”たちも、村民と知り合いじゃないんじゃないかなぁ。


二万円から缶チューハイ150円分使って怒られる人がいて、

四億円を友だちにあげちゃって怒られる人がいて、

俺、あんま興味なくて。

それより、そろそろ携帯電話ブームも去らないかなぁ、となんとなく夢みたいな関係ないことを思ってる。


もしよかったら、あのね、


獏くん、

食い尽くしてみてはくれないか。


Have a good day!

て、いい言葉だよね。

はばぐっでー!