神様の宝物、ほら、わかる?梅干の種を割った中の、あの、あの部分。

あれ、神様の宝物、つって、食べちゃいけないんだそうだ。

だとしたら、もうオレは、何万回もその禁を犯しながら、知りつつもヘッチャラケで無視しながら生きてきたから、空からピヵゴロ、バチがあたって、まっぷたつにいま死んでもおかしくない。


そんなーんは、どーでもいー。


種の殻、俺な、歯で、噛み砕くんだよ。

神様の宝物を盗むために、もう、ここぞとばかりにトレジャーハンターだよね。

おれ、去年だかに公開された『インディージョーンズ4』観てボロ泣きしたもんね、

墓を暴いたり、もうそれはそれは、仕事にしたいくらいに積極的だよ、梅干の殻を割ることに対して。


神様、だいじか?だいじですか?

そんなにおいしくないけど、なんか、種をロングランでなめたついでになんとなく食っちゃうんだけど、

だいじかな、これ。


宝物をどう保管すべきかについては、議論の余地はありますよ。

まず、

見えないところに隠しても、いみがあるのかよ。

表面の梅肉なんかヨボヨボになって、その中の堅い硬い固い殻でしまいこんで、

モチグサレてんじゃねーぞ、それ。


だいじなものは、宇宙のどの角度からもはっきり見えるようなすっげー、見晴らしのいいところに保管するのが、もしかしたら正解かも知れないですよ。

だから、オレは、アンタに関しては、梅干の中身よりも、あの月を創ったときのほうがよほど冴えてたべ、と思う。


怖くなるくらいだいじなもん、どうしようかな。

オレはよくカバンの中で、ぜんぶぐしゃぐしゃになる。

気をつけなくちゃ。


宝物は、すぐに壊れてしまうんだと知ったよ。

宝物だったんだと知ったよ。

なにも知らなかったんだと、知ったよ。


わー、今朝もなんかよくわからないこと書いてるね。おもしろくもない文章を書くのは、なんか、ごめんなさい。

なんかひときわ、わけわからん。わわわ。自分でもわからん。


貫徹を二晩続けてます。四時くらいまでは台本かかなきゃで、四時半から、いま、またヤマトのバイトに召集されているのです。忙しいから早朝しかもう働けないのだけど、公演費はやっぱりかかるから、しょうがない。

ようもつな、体力、覚醒のザイが脳内分泌されてるな。

ナチュラルハイの到来です。

宝物に耳を澄まして、抱きしめたくて。


皺くちゃですっぱい、その、梅干と言うやつは、保存食でもあるのだな。