パチンコのバイト、やめることにした。

やめた。

いま、芝居に、もっといのちをかける。

そのため、それに尽きる。

生活はそのぶん苦しいだろうけど、な。


パチンコなんて0,1ミリもやらないから、当初はちょっと自暴自棄スイッチも入ってたのもあって、始めた職種。でも、お店が開くところから参加していて、仲間も多くて、社員もよく話してくれて、

じつはすごく団体に交わるのが苦手なオレとしては、

もう、モーセが海を勝ち割ったのなんて朝飯前の寒風摩擦にも満たなく思えるほど、奇跡だったでした、

この馴染みようは。


末原拓馬の瞬く間

花と、果物をもらった!やめるのは今朝、急に決まったことだったから、なんかみんなを焦らしてしまった。

そんな対したこととおもってもらえたのが、なんか嬉しかった。

じぶんがそこにいたのだな、と、こういうのは後から気付く。

末原拓馬の瞬く間

悪いけど、好きだとは言え、自分の生活の中心だなんてまったく思っていなかったのに、

金を稼ぐためのイライラながの手段だったのに、

すごく感情的になった。

ラストワークの時間が近づくに連れて、逆に感覚が遠のく。

末原拓馬の瞬く間
楽屋が、思いの外に思い入れ深くて、ほら、仮眠やら執筆やら稽古やらを秘密でしていたから、ね。最後の着替えは、なんか、寂しいものだ。不思議だ。こんなに思ったのは。


末原拓馬の瞬く間
しかも終礼でケーキ祝いをしてくれて。

ちゃんと話して、芝居のことをすごくわかったくれてたから、だから、オレもやめたことでまたひとつ約束をした気がして、気合が入る。

絶対ビッグになって、パチンコ台になってやる。


末原拓馬の瞬く間
ボヤけてるけど、写真、撮ってみたり。取りたいと思ったことが不思議。

なんか、ここでオレも変わったみたい。


なんか、仕事中もひたすら台詞の暗記に費やしたり、歩き方の練習をしたり、決してマジメではなかったけど、言葉では言い尽くせないくらいに、しっかり人生の時間だった。

オレはいつも、過去のコミュニティとはまったくの疎遠になってしまうのだけど、どうか、時間のない中でも、みんなとはどこかでつながり続けたいな、と思ったのでした。

とりあえず今日は、ここまで。

とりとめのないのも見栄が晴れないから。


ありがとう。神様に、かもな。