末原拓馬の瞬く間
ムッとしたので、寝る。

けど、“ムッ損”は嫌なので、悪口を言ってから寝ようと思う。

試供品なのかしら、姉からパックっちゅうのをもらいました。

よし。

ここはひとつ美人になってやろう、それはもう、ハイヒールのかかとでも壊れたならば街中の男性が奪い合いの救出劇に突進してくるような、美人に。

美拓馬を想像し、もう、頭の中は楽しみルンルン大パニックである。
池袋あたりの街並みで、「大丈夫でございますの!?」と、筋骨隆々のエブリバデーが敬語もうやうやしく笑いかけてくる映像が、もうすでにイマジネェション能力フル回転で脳内再生され始めている。

けれどね、だがね、しかしね。

やり方がわからず、失敗したよね。

はがしたのにはがせず、粘着質のベトベトが顔の中心にからみついた。

…………。

なるほど。


そういうことか。



そういえばすこし脱力感を匂わせて呼んでみるとパックなど“ファック”である。

そうさ、そんなもんさ。わかってたさ。ホントさ。うぬぼれないでよ。


かわいさがあまると憎さが百倍になる方程式にスッポリ当てはまり、
見事、
楽しみあまって生まれてきた因果について悩んでしまう具合百倍、
を果たしたのでありました。


はぁ。
文章に内容がない。
今日1日、どうも思考に内容がない。
素敵でしょ。6月病なのよ。人間なのよ。
おやすみ。

また明日ね。