卒業論文は演劇に関する内容です。


演劇を始めたのは大学入学直後でしたが、その時ボクは毎度恒例の脳内ミラクル・セルフ会議を催しました。数限りないジキルやハイドやその他大勢のボクたちで、話し合ったんです。


ボクらの見解は、




『これからは演劇をやっている人間なのだから、プライベートや学業はなるべく演劇からはかけ離れたものを選択していこう』




と言うものでした。最初に提唱したのは誰だったかしら。たぶんフランソワーズだったか雅道くんだったと思います。セルフ会議とはいえ普段は対立の多いボクらですが、この日は


『そうだ』


『そうするべきだ』


『そうよ』


『そうだワ』


『そうじゃ!』


と、全会一致で決定しました。(墨で眠っていたオリゲルドは投票権剥奪となりましたが)




芸術は世界にアクセスしていかねばならない、人々が世界にアクセスするのを補助する媒体でアルベキだ、とボクらは考えていたから、そのためには多岐的に賢くなる必要があると考えたのです。


ちなみに、うちの大学には演劇コースなるものもあり、学校で知り合う演劇仲間の多くはそのへんを履修している輩もとても多く、ボクらはそんな彼らの背中に槍のような指先を向けながら、




『けけけっ、せいぜい論理武装に依存して安心してるんだな!』




と、ボクと言う単体の中に生まれたボクらの、閉鎖的集団心理を存分に活かしてあざ笑っていました。




さて、演劇にまつわる卒業論文を書いています、寂しく。


題目提出日が本番中であったために熟考する間もなく、




『やや!ヤバ~イデぇーッス!』


『確かに危険な状況に陥っているという事態は受容するべきだ』


『考え方を考えましょ、少し不服ではあるけど、書きやすい内容をテーマに選ぶべきよ』


『モジャ!?』


『演劇・・・・か・・・』




以上のような綿密な多重人格会議を終えたボクは自分を正当化するように、


4年間の集大成として自分のフィールドで書きます!』


と、教授に宣言したのです。




ところが、ろがろが。


普段当たり前のこととしてわかっていることでも、文献を読んだことのないボクらは、この執筆作業に驚くべき難航を強いられています。


初めて読む演劇に関する文献の数々。


未知なる新知識の膨大な量。


感動しました。そして、なんでこれまで読んでこなかったんだ、ばかばか!と、ボクらは互いを罵り合いました。何も知らない状態でこれまでやってきたことが既に驚きです。


予想だにしていなかったところで、人生の転機になってしまつた。うわ~




おっしゃ。


これらの理論を持ってすれば、四月は安心だ!!




あー、ドーピングだろーが武装だろーが、めっちゃいいモン、つくりてー


演劇の論文かいてるから死ぬほど芝居してーのに、いまは書かなきゃ。


てんこ盛りの皿を目前にオアズケくらってる気持ちです、ワンワン




↓↓うちの劇団、おぼんろの旗揚げ公演のプロモーションビデオです。


貼り付け方が分からないのでURLを載せます☆


みなさま是非。




http://jp.youtube.com/watch?v=P0cuovrBH40

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