次の日の朝は、米子から備中高梁に向かいました。青春18きっぷを使うために、各駅停車に乗って行ったので、朝7時半くらいの列車に乗りました。伯備線は特急電車の本数は多いですが、各駅停車は少ないので、青春18きっぷを使う方は注意してもらえればと思います。

 

米子駅前の広場には、鉄道の街らしくモニュメントがありました。こうやってみると銀河鉄道の夜みたいな感じですね。

朝食については、お店は多くないですが、駅ビルの1階にリトルマーメイドがありました。7時から開いているので、朝ごはんを食べるのにちょうど良いかと思います。

 

伯備線に関しては、古い車両が走っていて、いつまで乗れるか分からないので貴重な機会だと思いました。

まずは新見行きだったので、新見まで2時間ほどかけて向かいました。途中から高梁川に沿って走るので、景色もよい路線です。

実際に新見の駅前にも川があり、乗り換えの空き時間で少し散歩もしました。

新見から備中高梁までは30分ほどで、米子から最終的に3時間ほどで到着しました。備中高梁は昔寄ったことあったのですが、今回久しぶりに来たら、駅舎が綺麗になっていて、図書館やスタバ、本屋が入っていて驚きました。

 

到着後、備中松山城を最初に目指しました。駅からは少し離れているので、レンタサイクルを借りましたが、電動自転車は既に全て貸し出されており、普通の自転車を借りましたが、やはり山城で普通の自転車は駄目でしたね、、、せめてギアが変更できるマウンテンバイクとかなら良かったのですが、本当に普通のママチャリだったので、途中からは完全に押して登りました。

 

備中松山城は日本一高い山城と呼ばれており、休日は五合目のところまで車で登ることができます。自転車もそこまでで、そこからさらに八合目までは乗合タクシー的なものが休日は15分おきに、往復しているので、そちらに乗ることをお勧めします。往復500円となっています。

下の写真は八合目にある看板です。

ここからは山道を歩くので、訪問する際は、歩きやすい靴で行くことをお勧めします。

八合目から約20分ほどで本丸広場まで到着します。途中の風景や石垣など何枚か写真を貼っておきます。

 

 

そして備中松山城は天守閣が現存する日本のお城の12城の中の一つとなっており、外観も少しユニークな見た目になっています。こちらの写真が天守閣の外観です。窓のあたり縦に切り込みのように入っていますが、武者窓という窓になっています。外から中の様子が非常にわかりづらく、中からは逆に外の様子が見えるようになっています。こちらの天守閣は、大きさこそ小さいのですが、窓がその分比率としては大きくなっていて、みなさんがよくみるお城と比べると少し異なるのかなと感じました。

こちらにはもう一つ特徴があり、天守閣の中に囲炉裏が備え付けられています。これは籠城をする際に使用されたと考えられていて、備中松山城のあたりが備中地域の中心であったことから、常に戦乱にさらされ続けた工夫と言われています。岡山に寄った際には是非立ち寄ってみて下さい。

 

そして最後にこの城のユニークなところとしては、城主が猫のさんじゅーろーとなっています。全国でも今の所城主が猫というのはここくらいしか知らないです。笑。非常に人馴れしていて、触られても気持ちよさそうにしていました(私は動物全般触るのは苦手なので、見る専門でしたが)。

 

本日はここまでとして、次回は少し備中高梁の街中を紹介したいと思います。