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最近、毎日のようにクマの被害を見聞きする。
私も数日前に車の前をクマが横切るのを見たばかりだ。
そのクマはまだ子グマで よくテレビで見るように
どったどったとツーステップで藪に入って行った。
テレビなら「めんこい〜」で済むが、現実にはそうはいかない。
イメージとしてはこんなカンジ ![]()
(画像はネットからお借りしました)
岩手県はツキノワグマの生息数が本州で一番多く
AI に訊いたら明確な個体数は分からなかったけど
おそらく4000頭(私の予想)以上は生息していると思う。
でも、クマの目撃情報を呼びかける防災無線は毎日あるが
実際に見かけたのは初めてだ。
そう言えばおとんも先月末、クマを見たと興奮して帰って来て
ドライブレコーダーの画像を確認したが
肝心のところが映っていなかった。
栗を食べるクマ ![]()
(画像はネットからお借りしました)
今年はクマのエサになるブナやドングリ類が大凶作で
山中で十分にエサを得られずに人里近くまで出没、
作物を荒らしたり、民家や小屋に侵入したり
人身事故も頻発している。
クマの生態を調査している専門家の話 ![]()
10/7 岩手放送より
以前は
クマは朝夕のエサを摂る時間帯に歩き回ると言われたけど
今は白昼堂々と出歩き、犬も人間も何も恐れなくなった。
さらに嗅覚が犬の10倍も利くそうで
畑の残渣や家庭の生ゴミなどを嗅ぎつけて
1度味をしめると良いエサ場だと覚えて またやって来る。
子どもを連れていれば 子どもも学習する。
今までの常識が通用しない人間を狙う個体もいるから
人間の側でも安易に山に入らない。
エサ場になる樹木には近寄らない。
わが家でも栗拾いはしないと決めた。
最近は小学校の下校時間に通りかかると
親や祖父母が運転する迎えの車がズラッと並んでいる。
子どもが徒歩で下校するのは危険だろう。
山にエサが豊富に実るようになれば‥と思ったけど
ブナの結実は人間の力では左右出来ないのだそうだ。
難しい…



