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今度は野生のチュンタロー(スズメ)を看取って弔った。
ホントにね、仕方ないことなんだけど、
今まで生きていたのに、自分の手の中で
命の灯が消えていくのを見守るって、辛いね。
今、思い出しても 胸が張り裂けそうだ。。
近くの道端でうずくまっていたのを 息子が拾って来たと
一生懸命、水を飲ませようとしていた。
歳をとっているようで、ボロボロの羽に 顔には出来物。
手のひらに載せたら 体温が低かったので、
プラスティック容器を湯たんぽにして 温めようとしたけど、
もう 間に合わなかった。
歳をとった体に出来物が出来て、さらに この猛暑だもの、
よほど、しんどかったに違いない。
「道端にペシャンコになって 落ちているのを良く見かけるよ。
それに比べたら、このスズメは幸せだったよ。」
そう言って、息子が慰めてくれた。
