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昨日までの蒸し暑さが嘘のように急に涼しくなった。
頭の上で 寒気と暖気が押しあって
その日の勝負で天気が左右する。
今年はその闘いが熾烈だ。。
何だかもろもろで気持ちが疲れて、ふとこんな歌を思い出した。
19世紀、多くのアイルランド人が
アメリカへ渡ったのには悲しい背景がある。
イギリスの過酷な支配下での不公正な扱いと大飢饉に見舞われ
数百万人が餓死するという 明日の希望もない状況で
愛する故郷を後にし 未知の大陸に活路を見出そうとした
そんな大勢の人々の想いが込められている。
Isle you'll never see again
But the isle of home is always on your mind.
ここんとこになると じゎーっと目頭が熱くなるんだゎ。
この歌も心が疲れた時の 涙活だ。 (T ^ T)
日本語訳歌詞
1892年の1月1日
エリス島に移民管理局が開かれ
入国者を受け入れ始めた
この希望と涙に満ちている島の門戸に最初に立ったのは
アイルランド出身のアニー・ムーア
わずか15歳の少女である
エリス島に移民管理局が開かれ
入国者を受け入れ始めた
この希望と涙に満ちている島の門戸に最初に立ったのは
アイルランド出身のアニー・ムーア
わずか15歳の少女である
希望に満ち、涙が満ちる島
自由に満ち、恐怖に満ちる島
けど、あの過ぎ去った島ではない
飢えが満ち、悲しみに暮れたあの島
もう二度と見ることがないあの島
けど、故郷であるあの島のことだけは、決して忘れない
自由に満ち、恐怖に満ちる島
けど、あの過ぎ去った島ではない
飢えが満ち、悲しみに暮れたあの島
もう二度と見ることがないあの島
けど、故郷であるあの島のことだけは、決して忘れない
彼女が運ぶ小さなバッグの中には
彼女の見たもの体験したもの
そしてこの自由の島に夢見た未来すべてが詰まっている
これまでの生活が消えてしまえば
勇気がだた唯一のパスポート
でも、かつての生活には未来はない
あのわずか15歳の少女にとって
1943年
エリス島の移民管理局を閉鎖するまでに
1700万人もの人々が新天地を求め
この島へやってきた
私がこの島へやってきた春
桟橋をぶらりと歩きながら考えた
わずか15歳に過ぎない少女は
いったいどのような気持ちでこの地を踏みしめたのだろうと