最強、人間地雷! | ブドリの森

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最近、病気のことばっかりだから、興味ない人もいるだろうけんど

この前、同じ病気の人が こんなことを言っとったんだゎ。

久しぶりに知ってる人に会ったら、まるで汚いモノを見るような目だったど。


二人して 「気のせいだべ~」って笑い飛ばしたかったけど、

残念ながら おらにも心当たりがあるんだな。

その人は笑顔を取り繕ってはいたけど、明らかに戸惑っていて

話をしながらも 足がスススーと遠ざかっていた。(笑)


その人たちの気持ちも分からないでもない。

今でこそ「心療内科」だけど、昔で言えば「精神科」だがらな。

そこの薬を飲んでると言えば、頭がおかしくなったと思われても仕方ないべ。(爆)


…んでもなぁ。

 こういう偏見にサビシイ思いをしてる人は他にもいるだろうから

おらのブログを読んで下さっている人たちだけでなく、

検索で見つけて下さった方々にも理解してもらいたいと思うんだな。




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ズバリ、「身体表現性障害」って病気はあまり知られていない。

自分自身も医師に告げられるまでは 聞いたこともなかった。(笑)


説明がメンドくさいんで 例えで言うとな、

電気器具を使いすぎると ブレーカーが落ちるようなものだ。

ストレスが積もり積もって 容量を超えた時に、 大きな病気をしたりすると

それが引き金になって 体がフェイクの疼痛を発するようになるんだど。


昔住んでた古い借家では、 うっかりホットプレートとレンジを同時に使うと

容量オーバーで ヒューズを飛ばすことがちょくちょくあった。

それでも ヒューズさえ交換すれば、また何ともなく使えるんだけど、

人間の脳の場合は そんなふうに簡単には治らないんだど。


いわば、薬をヒューズがわりにすれば 普通の生活が送れるんだけど

それでも神さまが作って下さった人間の体は 高性能すぎて

人間が発明したどんなに良い薬でも到底及ばないんだど。





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最近では 心療内科の薬も 良いのがいっぱいあるけど、

それでもちゃっちいヒューズなんだべな。

前回、書いたように日常生活の大したことのない刺激でも

すぐに容量オーバーになってブレーカーが落ちるってことだ。


だから心療内科にかかってると言っても、

奇声を発して暴れだしたりするわけでないから安心してけろ。
ま、もともと変わりもんだけんどな^^


以前、いろいろ調べてみたら、この病気になる人

あまり自分の感情を言い表さないタイプとあった。

よくうつ病になる人のことを 「精神的に弱い」とかいうけど、

そうじゃないんだな。 

この場合、むしろ強すぎるのかも。

ストレスが容量を超えそうになっているのに 本人が弱音を吐かないから

体の方が勝手に 「辛い。苦しい。」と訴えるようになるんだど。





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それを読んで、自分ってそんなタイプだったべが?

ま、確かに辛抱強い方ではあるが、生来の性格ではない。

病気になったのが2009年、心療内科を受診したのが2010年3月だが、

それよりも前からストレスで具合が悪くなることがあった。

思い起こすと、1997年から2014年まで ある職場にいた時期と重なる。


今はもう辞めたし、職場自体が空中分解してしまったんで

書けるけど、実はその職場にすごく気難しい人がいたんだな。

おそらく どこの職場にもこういう人は一人はいるべが、

常に同僚のあら探しをして些細なことでも大袈裟に騒ぎ立てるタイプ。

新人も育てるんじゃなくてつぶしてしまうから、いつも求人が出てた。(笑)

そういえば、ストレスで耳が聞こえなくなって辞めた人もいたけど、

彼女も身体表現性障害だったべな。


おらもその当時は 例の人がそばに来るだけで、体が冷たくなったり、

声が出なくなったり、簡単なことでもミスをしてしまったり、

休憩で同じ部屋にいることも、向かい合ってお茶を飲むことも出来なかった。


同僚達もみな 不満を持っていたが、決して口にしない。

油断すると、何倍にも輪を掛けてあることないことチクられるからだ。

まるで子どものいじめのようだが、こうした緊張した17年の生活で

心に鬱積するタイプの自分が出来上がったんだと思う。


でも、その人だけじゃない 一番の原因は自己過信だ。

自分の限界もわきまえずに 「まだまだ頑張れる」とぶっ飛ばす。

ド根性世代だから、気合いで何とかなると勘違いするんだな。(笑)





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まあ、自分が 心が弱いか強いかは分からないが、

安易に病気になった人をそう評価して欲しくないんだゎ。

家ごとに契約アンペア数が違うのと同じで、

人間も育った環境や性格で キャパが違うのは当然。

心の問題でも、気合いや根性の問題でもないと思うんだな。


さて、何だりかんだり、だらだらと書いてみたが、結論としては

心の病気ってのは誰でも罹る可能性があるということ。

それから、自分自身が 周りの人が神経をすり減らすような

「人間地雷」になってはいかんということかな。(笑)

この兵器、破壊力、半端じゃないっすよ~。(爆)


この一連の記事をまとめた、身体表現性障害について書庫を作りますね。





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こっちでは布小物パッチワーク作品を紹介してるど^^   (*・∀・)ノ