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毎朝、観ているNHKの番組 「こころ旅」が 今週は岩手だった。
今朝は岩手町にある北上川源流の泉を探していたんで、
岩手でも まだ行ったことがなかったから、旦那と行ってみた。
盛岡から４号線を北上すること４５キロ。
岩手町の御堂という駅を過ぎたところから 東に折れて
山沿いに数キロ登ると、 道路沿いに御堂観音というお社があった。
その境内に源流の泉があるそうだ。
実は源流というんで 「森の中の山道をかき分けて
やっとたどり着くところ」というのを想像してたんで、
一度はこの神社を素通りしてしまっていたんだな。
その割にはサンダルだったので、お手軽感に救われた。(笑)
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山を歩く装備じゃないべ
さて、薄暗い石段を登って行くと、
お社の右奥に小さな池のようなものが。
写真では明るく写っているけんど、鬱蒼とした木々に囲まれているんで
じっと目を凝らさないと見えないほど暗い。
この池の底から水が湧き出ているのかと思ったら、
実はこの池の隣にある杉の木の根元から
水がチョロチョロと滴り落ちていた。
備え付けの小さなヒシャクで受けてみると、
わずか５０ｃｃほど貯めるのも待ち遠しいほどの量だ。
普段、自分たちが盛岡近辺で見ている大きな北上川が
この根元から湧き出る滴りから始まっていると思うと
自然の壮大さを実感して、とても感慨深かった。
御堂観音の裏山、ここに積もった雨や雪が山に染み込んで
少しずつ少しずつ泉として湧き出しているんだろうな。
さて、今夜７時からはこころ旅の「とうちゃこ版」で
火野正平さんがこの源泉を訪れるところをやるんだろうな。
火野さんよりもひと足先に来てしまったけど。
あ、そうそう、泉の水は甘い味がしたったよ。