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昔話になるけど、自分は双子を含む 子どもを3人育てたことがある。
その頃はまだ若くて体力もあったし、両手両足を駆使すれば何とかなった。
でも、普通の赤ん坊は3ヶ月もすれば、夜、起きずにグッスリ眠れるようになるのに
双子は6ヶ月も交互に起きては おしめ替えや授乳をさせられた。
一人3回にしても、二人で6回。。 ( ;´ д `)
昼は上の子の面倒を見なければならなかったので、
いつも寝不足で、それが一番辛かった。
この時に出来たクマが今だに残っているから のびきった腹の皮とともに
そのうちに子どもらに損害請求をしようと思っている。(笑)
それから しんどかったのは 24時間 子どもたちから離れられなかったこと。
子どもは確かに可愛いけど、いつもご機嫌ではないし、
合唱で駄々をこねられたり、泣かれると パニックになる。
狭いアパートに母子だけでいると 精神的に追い詰められてしまう
この気持ちは子育ての経験がなければ 理解出来ないだろう。

でも、経験があっても 一人ずつ産んで育てた人には分からないだろうな。
子らが成長してから 良く言ったものだ。
「育てられ方に関して、いろいろ不満はあるだろうが、
殺されなかっただけ ありがたいと思えよ」と。(笑)
幸いにも自分が何とかやって来られたのは 周りの人たちのサポートがあったからだ。
たまに子どもたちを預かってくれて 自分の時間を持てるようにしてくれた方もいたし、
赤ん坊を一人おぶってくれたり、上の子と遊んでくれたり…
文字通り、肩の荷を担ってもらったなぁと とても感謝している。
今は子育ての環境はますます孤立化しているから
こんなふうに 隣り近所で面倒を見合うことも少なくなっているんだろうな。
だから痛ましい事件を見聞きするたびに、犠牲になった子どもたちのことで
心がえぐられるような思いを感じるけれど、
同時に追い詰められた親が まるで自分のことに思えてくる。
一歩間違えば、自分もそうなっていたと思うと 責める気持ちにはなれない。