嗚咽で目覚めた朝 … ここのところ くたくたのせいか 悪夢で目が覚めた どういうわけか 3、4歳ぐらいの時の息子が 水死したのだ 泣いて 泣いて 胸が張り裂けそうだった 子どもを失った親は どれほどの苦しみを味わうのだろう けっして 覚めることのない 悪夢 毎日のように そうした親たちの慟哭が響く 小蝿を叩き落とすかのように 慈しみ育てられた他所さまの子を いたずらに殺める その悪鬼のような輩にも 親がいるというのに