3年5ヶ月後の奇跡の一本松 | ブドリの森

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極力材料費をかけずに仕上げるか苦戦中
たまにペットのインコの話も

 
 
ちょうど1週間経ったが 気仙沼に行く途中、陸前高田を通った時のこと。
 
噂には聞いていたが 街中が巨大プラントになっていたのには圧倒された。
 
 
 
 
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復興住宅を建てるために 山を切り崩した土を
 
旧市街地の かさ上げに使うための ベルトコンベヤーだ。
 
 向こう側、今泉地区の山から 気仙川を超えて総延長約3km
 
5つのルートに分かれている。
 
 
 
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ちなみにダンプカーで搬出すれば約10年かかる量を
 
このコンベヤーを使えば 2年未満で出来るそうだ。
 
画期的で効率的なシステムだが 思い出の街に不釣合いな威圧感と、
 
「2年かかっても やっと地盤しか…」という落胆も。
 
 
 
 
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一本松の近くに巨大な展望台が出来ていた。
 
もしかしたら これが例の巨大防潮堤になるのだろうか。
 
 
 
 
 
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 奇跡の一本松のレプリカも コンベヤーに遮られて立場がないようだ。
 
 
 
 
 
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あいにくのにもかかわらず、観光客がひっきりなしに訪れている。
 
 お盆の帰省客なのか ほとんどが県外ナンバーだった。
 
子どもたちは これを見て 何を感じたくれたかな。
 
 
 
 
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被災した一つの町を復興させるだけでも 想像を絶する労力資材が必要なのに
 
どう考えても オリンピック招致などすべきではなかったと思う。
 
無分別な決定で どれほど多くの人たちが失望させられ、
 
過酷な状況に追い詰められているのかと思うと、焦りと苛立ちを感じた。