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ま、あれだね。
おらは生粋の岩手人じゃないからね、
盛岡に来た時分はいろいろ戸惑うこともあったよ。
たとえば 言葉。 d ( ´ω`* )
たとえば 盛岡の人たちは 「このシュークリーム、食べらさるよね」って言う。
自分の口で食べてるのに 誰かに食べらされているみたいに
何で「食べらさる」なんだ 。(。´・ω・)々

でも、長年、盛岡で暮らしているうちに 全く違和感なく使うようになった。
つまり 「食べらさる」とは 「自分は食べないと思っても ついつい食べてしまう」
というように 自分には責任がない時に使う言葉なのだ。 (笑)
また、「らさる」の否定で 「らさらない」という言葉もある。
たとえば 「この鉛筆、書かさらない」というように使う。
標準語では 「この鉛筆、書けない」と言うんだろうけど、
「書けない」というのは 自分が書くことが出来ない場合にも当てはまる。
つまり 盛岡弁の「書かさらない」というのは
自分自身には書く能力も 書こうとする意思もあるのに
「鉛筆の側に問題がある」ことを明確に表現しているのだ。
責任の所在を明らかにする盛岡弁って
…実に奥深い。(爆) (´艸`*)←こっちは毛深いけど^^