3度目の冬 | ブドリの森

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将来の自分のための備忘録
ハンドメイドの小物は委託販売しています
いただき物の生地や付属品を活用して
極力材料費をかけずに仕上げるか苦戦中
たまにペットのインコの話も

 
 
 
主人の父親は 6年前に亡くなってましてね、
 
心筋梗塞で突然倒れ、そのまま…。
 
ま、持病はあったんだけど、医師の指導に従ってキチンと自己管理してた。
 
 
後から 姑から聞いたんですよ。
 
倒れる少し前に 舅が ポツリと言ったそうで
 
「おらぁ、世の中、やんたぐなった。(嫌になった)って。
 
読書が好きで、新聞もTVも 良く観る人だったから、
 
舅の目には2007年当時の世の中がどんなふうに映ってたんだろ。
 
人って 生きる気力を失うと 命も尽きてしまうんだろうか。 
 
 
 
 
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宮古市生まれの舅は 年若くして応召、戦地に赴く前に終戦を迎えた。
 
いわば 戦後の復興を支えた世代だ。
 
 
舅の死後、あの大津波で宮古は壊滅的な被害を被り、
 
主人の実家も1階が浸水して メチャクチャになった。
 
幸い家は何とか手直し出来たけど、今は誰も住んでいない。
 
 
あれから世の中の状況は ますます悪化の一途を辿っている。
 
もしも 舅やその世代が生きていたら どんな気持ちだろう。
 
 
 
 
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仮設住宅で3度目の冬を迎えざるを得ない方々が まだ幾万人もおられる。
 
寒さにむかうと 普通の人でも気が滅入る。
 
どうか その方々の気力が尽きませんように。
 
… 
 
 
 
 

 
 
 
先日、観た番組で 被災地が直面している さまざまな問題を知った。
 
仮設住宅で暮らす人々を支えるために何が出来るか、 
 
3人のゲストへのインタビューを ご覧下さい。
 

 

 
     11月25日、26日放送 (12月2日、3日再放送)
                             シリーズ 被災地の福祉はいま 
第5回 第6回 反響編
 
                                                             
          東日本大震災から2年8ヶ月。
 
       避難生活が長期化する中、子育て世帯・高齢者・障害者の暮らしに、様々な影響が現れ始めて
 
       います。 子どもたちの心に募るストレス、家庭内でのネグレクトや虐待、高齢者の健康悪化や
 
       要介護度の上昇、水面下で増えつつある“新たな”こころの病…。
 
          いま被災地の福祉の現場は、深刻な状況に直面しています。
 
       こうした現状は、少子高齢化が進む日本の未来の縮図でもあります。
 
       被災地の現場から、今後の「福祉」のあるべき姿を探ります。