ここは 小岩井農場から 網張へ さらに登った
岩手山麓にある滝沢・相の沢温泉・お山の湯です。 (・'ω'・)b

5/26(日) この敷地内に滝沢モンゴル村がオープンします

つまり、モンゴル式の住居、ゲルに泊まることが出来る 宿泊施設です。

このプロジェクトの起案者のラオグジャブさんに いろいろお話を伺いました。
「日本大好き
」というラオグジャブさんは
4年前、岩手大学の留学生として来日し、この春、卒業したばかり。

ラオグジャブさんの家族も 遊牧民で このような ゲルで育ったそうです。
「TVもゲームもなかったけど、夕食を食べてからが一番楽しかった」
それがラオグジャブさんの子どもの頃の思い出。
きっと家族全員が一つの部屋で 語り合ったり、遊んだり出来たからなんでしょうね。

ゲルの内部は18畳ほどで 見た目より天井も高く 広々しています。
モンゴルの冬は寒さが厳しく、氷点下35℃にもなるそうですが、
真ん中のまきストーブが 丸い部屋全体を効率よく温めてくれるのと、
ゲル全体を 厚い羊毛のフェルトを 何枚も重ねて覆っているので
室温は20℃と半袖で過ごせるほど快適だそうです。
モンゴルの馬頭琴やチンギス・ハーンの肖像画などの展示品もありました。

驚いたことに モンゴルでは家庭内暴力がないそうですよ。

確かに 大自然の中で ゆったりとした気持ちで生活し、
家族がいつも一緒にいて 心を通わせることが出来たら、
家族の絆が強まるだろうなぁ。

今の日本では、家族が 一緒に食事をする機会も 少なくなっているし、
一緒にいても TVが団らんの中心で 子どもの気持ちが理解出来ないという親も。
快適さと引き換えに 何か 大切なものを見失っているように感じました。

ラオグジャブさんは 「日本の人たちにも 一泊でもゲルで生活してもらい、
人とのふれあいの楽しさを味わって欲しい」と このプロジェクトを起案したそうです。

宿泊用のゲルは 3人用が1棟と 4人用が3棟 (写真は4人用)
一泊二食&温泉入浴料込み 大人 ¥6000
子ども¥3500
お問い合わせ先
019-680-2588
この滝沢モンゴル村については、滝沢村、お山の湯のHPでも まだ公表していないので、
詳しくはこちらにお問い合わせください。
食事と入浴は 隣接の お山の湯
で楽しめます。

後ろに見えるのは岩手山
ここを拠点にして小岩井農場で遊ぶのもよし、
賢治ファンなら 狼森・笊森・盗人森、鞍掛山や相の沢牧野など、
賢治作品の舞台になった 自然を楽しむのもいいですね。