今朝は久しぶりに晴れたので、用足しの帰りに小岩井農場へ。
気温 6℃ ときどき小雪がチラつく。
目的地はここ 林の中の清水が湧き出しているところ…

ミズバショウ、咲いてた。
去年は見に来なかったから、 2年ぶりか。
でもね、ここは都合がつきさえすれば いつでも自由に来れるんだよね。
何の心配もなしに…

昨夜、あんどさんのブログを読んで、すごく考えさせられた。
原発から20キロの楢葉町から避難していた知り合いの方が
「避難解除準備区域」になり、町内の出入りが自由になったので、
やっと自宅に戻ってみると…

『雨漏りで畳が腐り、
ネズミが入り込んだ跡。。
ドロボーが入ったらしく、すべての引き出しが開き、
2階には、誰かが寝泊まりした跡があった。。』
…
…
…
衝撃だった。。

私にも 安普請だけど、自分の家と呼べるものがある。
まわりの環境も気に入っているし、
庭や畑も見よう見まねでちょっとずつ作り上げて
やっと 喜びを味わえるようになってきた。
でも、もし、自分が理不尽な仕方で この地を追われ
やっと戻ってきた時に、
自分の家が荒らされ、 泥棒が寝泊りしていたと知ったら。。
想像しただけでも 堪え難い。。

今まで 感情移入したつもりでも 何もわかっていなかった。
現実には もっともっと 苦しんでいる人たちが 数十万人もいる。
そして、一見、美しく見える自然も汚染されているのだ。
それでも、原発が必要だという人たちは
自分の家が荒らされて住めなくなるということの意味を
突然、日常が奪われるということが どういうことか 考えたことがあるだろうか。
…ないだろうな。。
ともあれ自分の身と資産を 確保して
「安全だ。」 とさえ言えばいいのだ。
あくまでも他人事なのだから。。 知ったこっちゃないのだ。。