歩道橋を 津波避難施設に
岩手日報より
東日本大震災を教訓に、歩道橋が津波避難施設として注目されている。
大勢の人が避難できるよう拡張した歩道橋や、非常品備蓄センターとヘリポート
まで備えた“スーパー歩道橋”を提案する防災関連企業も出てきている。

中央防災会議は、歩道橋を緊急避難用として活用する必要性を指摘。
道路法施行令の改正(4月1日施行)により 「津波避難施設」が道路を占有
することが認められる。 関係者は「避難施設が作りやすくなる」と歓迎。
環境・防災設備の設計、製作を手がける「フジワラ産業」(大阪市)は、津
波や洪水用に大型の避難スペースを備えた歩道橋を製造する態勢づくりを
進めている。
同社は「津波避難ビルやタワーは、取得や土地の確保に費用と時間
がかかる。避難タワーを建てることができない海岸などに、大勢を収容
でき、強度も確保した歩道橋を設置するのは有効」としている。
確かに大震災の際に、津波が迫ったので
車を捨てて歩道橋に逃げて助かったという話がありました。
業者は 「避難タワーを建てることができない海岸などに有効」だと言っていますが、
くれぐれも その場所が海抜何メートルあるのか確認しないと。
場所によっては 歩道橋自体が水没する危険もありますからね。 d ( ´ω`* )